1本で大活躍のYOKAキャンピングナイフ。見た目と実用性に惚れ惚れ!

1本4役以上のオールラウンダー!ガチで頼れるのか試してみた

実証その1。まずは王道、ナイフとして

10cmという刃渡りは持ってみると「ちょっと小さいかな…?」と思うのですが、カーブとほどよい重さのおかげで切れ味はグッド!刃の厚さが4mmというのにもこだわりがあり、YOKAの角田さん曰く「5mmだとせん切りなど細かいカットをしたい時に上から見ると食材が見えづらく、3mmだと刃が薄すぎてやや心許なかった」そう。実際にキャンプをする開発者ならではのこだわりの厚みになっています。

また、先端の尖っている部分は丸めてあるため、ぶら下げてある時やまな板に置いてある時にうっかり触れてしまうことによるケガを防ぎます。

実証その2。イケメンすぎるストライカーにもなる!?

ナイフの奥行にあたる部分は刃になっておらず、ファイアースターターのストライカーとして使うことが可能。100均のファイヤースターターで試してみたところ、ご覧の通り大きな火花がしっかり出ました!

頑丈な刃でフェザースティックもサクサク作れる!

片手で扱いやすい小ぶりサイズのため、フェザースティック作りなど細かい作業もお手のもの。火おこしはこれ一本でおまかせです。ライターやチャッカマンがなくても火が点けられるのはありがたいし、何よりこれ、かっこいい!

実証3。このサイズなのに薪割りができる!

火をおこしたなら薪も必要になりますが、なんとこのキャンピングナイフ、バトニングもOK!いくつか注意はあるものの、実際やってみたら、ナイフの上から薪でたたくだけでしっかり割れました。ちなみにその注意とは…

  • 杉などの木目が真っ直ぐな薪を選ぶ
  • あまり太い木はNG。最初の焚き付けを作るくらいのつもり
  • 薪を割る際に石ころなどが木に入り込んでいると刃こぼれするので、割る面を地面に付けないよう注意!

あくまでもメインは調理用ということを忘れずに、無理なバトニングはしないように注意しましょう。

実証4。フライ返しや焦げ落としにも!

最後は再び調理ツールとしての使い方。ストライカーとして使う部分に刃がない&4.5cmと程よい奥行きがあるため、フライ返しや調理器具にこびりついた焦げを落とすのにも使えます。意外とかさばるフライ返しをパッキングしなくてもいいのはありがたいかも!焦げ付きを落とす時は、表面の塗装などがはがれないよう、力を入れ過ぎないように擦るのがポイント。


使い終わったらサッと洗って水分をふき取り専用ケースへ!

オールステンレスならではの簡単手入れで収納もラクラク

錆びに強いオールステンレスですが、水分や塩分をつけたまま放置するのは絶対NG。使い終わったら全体を洗ってしっかり水分と塩分をふき取りましょう。特にブレード部分は注意です。水分・塩分を取ったら付属の専用本革シースに入れてお手入れ完了!

なお、使っていて「切れ味が落ちたな」と感じたら、先端のブレード部分だけを研ぐシャープナーで研げばOK。通常の包丁にもよく使われる鋼と同じ素材を使っているから、特別な研石がなくていいのもポイントです。

【基本情報】
サイズ:横200x高さ45x厚さ4mm
素材:ステンレス(モリブデンバナジウム鋼)
表面処理:サンドブラスト加工
重さ:140g
付属物:シース(本革製)
中国製


使ってみて実感。コイツはソロキャンにあるとかなり助かる!

ファミキャンやグルキャンにももちろん活躍しますが、荷物を一人で持っていくソロキャンではできるだけギアを兼用できると嬉しいもの。その点、これなら1本でまな板周辺のアレコレを任せられて便利です。ちなみに、ハンドル一体型な分、魚をさばくことが多い釣り人からも「血が刃とハンドルの隙間に染みこんで衛生面が気になっていたが、これなら安心」と好評だそう。ソロキャンや釣りのお供に1本いかが?

関連記事