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「面倒くさいな…(笑)」“濃ゆい”メンバーとの三つ巴プレーオフ回避 櫻井心那が振り返る3勝目

櫻井心那がぶっちゃけトーク、今季3勝目を振り返る(撮影:ALBA)

今季初優勝を含む4勝を飾った櫻井心那が24日、東京都新宿区にある『Alpen TOKYO ゴルフ5フラッグシップストア新宿店』で行われたイベントに出演。店舗名にもあるゴルフ5が冠の国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」(北海道・ゴルフ5カントリー美唄コース)で3勝目を挙げたが、トークショーではその時の様子も振り返った。

「雨で風で、嵐」と荒れ模様だった初日を3位で滑り出すと、最終日最終組に入って優勝争いを引っ張った。2つ前を回っていた山下美夢有、そして同組で地元・北海道出身の小祝さくらと並んで最終18番を迎えた。

「メンバーが濃ゆかったので、プレーオフになったら“面倒くさいな”…と(笑)。当たり前だけど(山下と小祝は)お上手だから、プレーオフになったら勝てる自信もないし、長引きそうだし…。ファーストショットからバーディを獲ると決めて打ちました」

残り124ヤードから「ここでベタピンについたらかっこいいな」というイメージで打った46度ウェッジでの2打目は、ピン2メートルにピタリ。決めれば優勝、外せば三つ巴のプレーオフにもつれこむという場面には、「しびれましたね(笑)。きょう(最終日で)初めて緊張したかもしれません」と言っていたが、スライスラインを浅めに読んだ強気のウイニングパットはカップに決まった。宣言通りのバーディ締めで、プレーオフを回避。3勝目を遂げた。

ちなみに、すでにプレーオフは経験済み。「資生堂レディス」ではともに初優勝をかけた桑木志帆と戦い、2ホール目でバーディを奪って決着をつけた。ここぞという場面での勝負強さも光った。

その後は、「たくさんバーディを獲りました(笑)」と振り返る「富士通レディース」で4勝目。10代4勝は宮里藍、畑岡奈紗に並ぶ史上3人目の快挙となった。

ゴルフ5レディスの実物トロフィーを横に携えながらのぶっちゃけトークに、ファンからは笑いも起きた。「4勝することができて、自分でも結果に驚いている。初優勝から自信もついて、去年とは違う自分になった。環境も自分も変わった一年」と振り返った飛躍の今シーズンだが、2024年はどんな勝負師らしいエピソードが飛び出すだろうか。

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