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A・カブレラ、PGAツアーの「出場停止処分」は解除へ 今年8月に母国で仮釈放

PGAツアーの処分が解除に決まったカブレラ(撮影:GettyImages)

元ガールフレンドへの暴行などで2年半の実刑判決を受けた54歳のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)は今年8月に母国で仮釈放。“出場停止処分”となっていたPGAツアーが処分の解除を決めた。そして、カブレラが主戦場として戦っていたシニアのPGAツアー・チャンピオンズも併せて発表した。

カブレラが最後にPGAツアー・チャンピオンズをプレーしたのは2020年9月、ペブルビーチ・ゴルフリンクスで開催された「ピュア・インシュランスオープン」。以降収監されたカブレラは同ツアーから出場停止処分となっていた。
 
釈放を受けて処遇が検討した結果、ツアー競技への復帰は可能としたが、「アルゼンチンで課されている釈放条件に従わない場合、資格停止処分が即座に復活する可能性がある」と付け加えた。
 
前週は釈放後初の実戦となったアビエルト・デル・リトラル(アルゼンチン)で開催されている「ザ・コーストオープン」に出場し、10位タイで終了。来年2月、母国アルゼンチンで開催されるコーンフェリーツアーの「アルゼンチンオープン」への出場は可能となった。

現在カブレラは米国へ渡航するための査証を申請中で、09年に制した「マスターズ」への出場を望んでいるが、オーガスタ・ナショナルGCは「招待状」を送るかはまだ発表していない。(文・武川玲子=米国在住)

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