• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • “最強ツインズ”と“世界のサソウ”がホステス大会へ気合 千怜は初心を取り戻し「一球一球楽しみたい」

“最強ツインズ”と“世界のサソウ”がホステス大会へ気合 千怜は初心を取り戻し「一球一球楽しみたい」

『HONDA』のロゴを掲げる3人(写真は岩井千怜)が、ホステス大会を盛り上げる。(撮影:福田文平)

<スタンレーレディスホンダ 事前情報◇5日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6590ヤード ・パー72>

昨年から大会名に冠されるようになった自動車メーカーのホンダと契約する3人が、静岡を盛り上げそうだ。そのなかで所属契約を結ぶ岩井千怜は、“大事なこと”を思い出して開幕を迎える。

最終日に「77」を叩いて36位に終わった先週の先週の「日本女子オープン」後、初優勝を挙げた昨年8月の「NEC軽井沢72ゴルフ」の映像を見返したという。「この時の気持ちで今週は回ってみようかなと。初心を忘れずに回りたいな」。これが目標となる。

今季2勝。8月の「CAT Ladies」の6位までに、9度のトップ10入りを果たしているが、それ以降の6試合は予選落ちが2度あり、10位以内もない。ホステス大会で、ネジを巻き直すつもり。「(初優勝時は)一球一球楽しみというか、ワクワク感がちょっと感じられたので、今週はその気持ちで回りたい。結果的にそういうことができてくればスコアもついてくる」。特別な試合を前に感じたことを実践する。

先週、3週連続優勝を逃した姉の明愛は、心機一転、所属先の大会に臨む。「調子は悪くないので、今週も楽しみ。大会を盛り上げたい気持ちありますし、結果で恩返しできるように千怜と一緒に盛り上げていきたいと思います」。姉は先週3日目に「77」と苦しんだが、最後は「70」と伸ばした。それを今週のラウンドにつなげたい。

そして、スポンサー契約を結ぶホンダの試合のために帰国したのが、米国を主戦場にする笹生優花。今年3月に2位になった「Tポイント×ENEOSゴルフ」に続く2試合目の国内女子ツアーを、「楽しみたい」と話す。先週23位になった「ウォルマートNWアーカンソー選手権」明けの強行日程だが、時差ボケなども問題なしを強調。コースの警戒ポイントについては「アップダウンがあるので、距離感が大事になる」という。今季の米ポイントランクで現在13位。世界のホンダの大会で、世界のサソウが、そのゴルフを日本のファンに見せつける。

関連記事