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秋開催メジャーの問題点… 日本のファンは眠れない夜になる?(No.158891) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

優勝決定のあとに、さらに下位の選手がプレーを続けるという全米女子プロ最終日(撮影:GettyImages)

今週は海外女子メジャー第3戦、「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が開幕する。本来は6月末と夏の開催だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で10月開催となり、ペンシルベニア州ではすっかり秋も深まってきた。

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問題は日照時間で例年の156名から132名と大きく縮小されたのだが、それでも予選ラウンドの第一組のスタートは午前7時10分、日の出が午前7時05分だから、わずかに日が昇り始めたばかりだ。また最終組は午後1時45分にスタート。日没は午後6時31分だから5時間はあるのだが、3サムでメジャーの難コースだと、思いのほかプレーに時間がかかることもあるから、日没サスペンデッドも心配される。

そして決勝ラウンドの週末は米国内ではNBCが放映。土曜日は米東部時間の午後3時(日本時間午前4時)、最終日の日曜日は同午後2時(日本時間午前3時)の放送終了予定となっている。

その理由は同局がその週末に米国で人気のモータースポーツ、NASCAR(ナスカー)のビッグイベントが控えているため。その開始前にゴルフを終了させたいという意向がある。その結果「最終日の最後にスタートするのは最終組ではなく、後続に下位の組が続くことになる」という。

今年はほとんどのスポーツイベントがコロナウイルスで延期をやむなくされ、さらに再開された秋にはビッグイベントが集中しているという特殊な事情がある。過去にも天候などの事情でLPGAツアーでは同様の措置が取られたこともある。

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