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連続ボギー締めで悔いも…松山英樹は痛みナシの新年初ラウンドに安ど「明るい兆しは見えてきている」

松山英樹は連続ボギー締めも2アンダーでの滑り出し(撮影:GettyImages)

<ザ・セントリー 初日◇4日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

松山英樹は2024年初ラウンドを終えて、安どの表情を見せた。上がり2ホールで連続ボギーを喫するも、2アンダーでプレー。12月はあまり練習に打ち込めなかったというなかでショットを安定させ、昨シーズン中に悩まされた背中や首の痛みはなかった。「(体調は)だいぶ良かったと思う」という滑り出しになった。

前半から快調にスコアを伸ばしていった。5番パー5で2オンに成功して初バーディ。11番でも伸ばすと、15番からは連続バーディとした。序盤からチャンスのパットが決め切れず、グリーン上でもどかしい時間が続くなかでも、淡々と4アンダーまで伸ばした。

だが、17番では「ピンを狙いに行き過ぎた」と、2打目をグリーン左に外してボギー。その後退を獲り返そうとした最終18番パー5では、ドライバーが「ミスショット」となり、左サイドのレッドペナルティエリアにつかまった。4オン・2パットのボギーと連続で落とし、「71」と伸ばしきれず、2アンダーに終わった。

それでもラウンド後には、悔しさをみせながらも、「ショットは安定していた。距離は行っていなかったけど、スイングが関係していると思うのでもう少しかなと。でも明るい兆しは見えてきているので続けていけるようにしたい」と話した。日米を合わせれば11月「ダンロップフェニックス」以来、7週ぶりの実戦。持ち味であるショットを光らせ、昨年悩まされ続けた痛みを感じずにプレーできたことは前進ともいえる。

伸ばしあいのコースともあり、首位とは7打のビハインドとなった。今年が米ツアー11年目。新シーズンに弾みをつけるためにも、いい形で4日間を終えられるように浮上を目指していく。

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