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久保建英

ソシエダ次戦はビルバオとの「バスク・ダービー」、休養十分の久保建英が満を持してスタメン復帰へ

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
9月30日、ラ・リーガ第8節「レアル・ソシエダ対アスレティック・ビルバオ」の一戦が行われる。

「バスク・ダービー」と称されるこの一戦で特に大きな期待がかかっているのが、日本代表MF久保建英だ。

久保は昨季のバスクダービーで素晴らしいゴールを決めており、今回の対戦でも得点が期待されている。

前節のバレンシア戦は温存されていたため、休養十分で臨むことになる。

ビルバオに勝利しCL第2節に向け勢いを付けたいソシエダ

ラ・リーガの中でも注目度が高いバスク・ダービーは、直近4試合でソシエダは1勝2敗1分と負け越している。

久保はその中の唯一の勝利となった2023年1月14日の試合で得点を奪う活躍を見せた。

相手DFを股抜きでかわし華麗に決めた得点は、久保のキャリアの中でも3本の指に入る素晴らしい得点だった。

この試合は絶対に負けられないダービーの相手であると同時に、CL第2節に向けて勢いを付ける試合でもある。

開幕から3試合連続格下に引き分けるなどスタートダッシュに失敗したソシエダは、第6節のヘタフェ戦、第7節のバレンシア戦に勝利しており、ようやく流れに乗りかけている状態だ。

このバスク・ダービーで勝利することができれば3連勝となり、さらにチームとしての勢いが増すはずだ。

10月3日にはCL第2節のザルツブルク戦(アウェー戦)が控えているだけに、このビルバオ戦の価値は非常に高いといえる。

バレンシア戦で温存された久保は満を持してスタメン復帰へ

CLと並行してリーグ戦を戦うという過密日程が続いているソシエダは、アルグアシル監督が思い切ったローテーションを敢行した。

27日のバレンシア戦で久保とバレネチェア、ル・ノルマンを完全に休ませ、ブライス・メンデスとスビメンディもスタメンから外した。

メンバーを落としながらもバレンシアに勝利したことで、30日に行われるビルバオ戦では比較的フレッシュな状態で戦うことができる。

とりわけソシエダのエースとなった久保はバレンシア戦に出場しなかったことでヘタフェ戦から中5日空けることができた。

疲れは多少あるはずだが、ほぼ万全の状態でバスクダービーに臨める。

昨季のバスク・ダービーで決めた久保の得点は、今季開幕前に怪我で引退したダビド・シルバのアシストからだった。

そのシルバはもうピッチにはいない。

今回は久保がチームを引っ張り、そして自身が得点を決めて勝利に導くことが求められている。

果たして久保がどんなプレーを見せてくれるのか、注目しよう。

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