清本美波、馬場咲希ら21人がプロテスト突破 高校生は5人合格

見事にプロテスト合格を果たした21人(撮影:福田文平)

<JLPGA 最終プロテスト 最終日◇3日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6419ヤード・パー72>

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の2023年度最終プロテストは、全日程が終了した。近年まれに見るハイレベルな争いとなり、トータル5アンダー・19位タイまでに入った21人がプロテスト合格を果たした。そのうち、現役高校生は5人が狭き門を突破した。

トップ合格はトータル17アンダーまで伸ばした誉高の清本美波。トータル12アンダー・2位タイには昨年の「全米女子アマ」覇者・馬場咲希(代々木高)、29歳の石田可南子が入った。

高木優奈はトータル11アンダー・4位でフィニッシュし、6度目の最終プロテスト受験で念願の合格。神谷和奏はトータル5アンダー・19位タイで回りきり、史上初の“ママさんゴルファー”としてプロテストを突破した。

そのほか、ツアー外競技の「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」で今季4勝の政田夢乃や、菅楓華、稲垣那奈子、與語優奈、中野恵里花らも正会員の資格を獲得した。

一方で、昨年の「日本女子アマ」チャンプ・寺岡沙弥香、ツアー通算1勝のセキ・ユウティン(中国)を姉に持つユウリ、元ナショナルチームの六車日那乃らは合格ラインに届かなかった。

今年の「日本女子アマ」覇者・飯島早織、「日本ジュニア」チャンプの中村心といったビッグタイトル保持者も不合格となった。

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