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勝みなみは「最後もったいないボギー」で1打及ばず… 一時帰国で調整へ

勝みなみは悔しい予選落ちとなってしまった(撮影:ALBA)

<コグニザント・ファウンダーズカップ 2日目◇12日◇アッパー・モントクレアCC(米ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>

2バーディ・3ボギーとひとつ落とし、カットライン上のトータル1オーバーで最終9番パー5を迎えた勝みなみ。ここで痛恨のボギーを叩き、そのラインをまたいで2日目を終えることになってしまった。

ティショットを右に曲げ、目の前に木がかかるなかレイアップした2打目は左サイドに構える木の根元へ。「難しいショット」は手前のバンカーにつかまり、そこから3メートルと寄せきれず。18ホール目でひとつスコアを落とした。「最後もったいないボギーを叩いてしまった。予選を通ると思ってやってきたので、あまり期待するのは落ち込んでしまう」とわずかに足りなかった1打を悔やむ。

「ショットはわりといい感じで打てているのもあったので、そこは自信を持っていいと思う。だけど、予選を通りたかったので、悔しいですね」。ホールアウト時点でトータル2オーバーは76位タイだったが、その時は午後組が全組ティオフしていないタイミング。風が吹き始めて芝も元気になり、タイトに切られたピンに多くの選手が苦戦。そのカットラインは徐々に上がって行ったが、67位タイとわずかに及ばなかった。

未練を残しながら、3月から続いた米転戦もこれでひと区切り。今大会終了後には出場優先順位を見直すリシャッフルが行われる。CMEポイントランキングを69位で迎えたものの、予選落ちで順位は下がる見込み。目指している80位以内はキープできそうだが、「リシャッフルも一応大丈夫な位置にはいそうですけど、まだわからないので、そこも祈りながら」。晴れ晴れしない気分のなか、一度日本に帰国する。

およそ2週間ほどを休養と調整に充て、再び米国に戻る予定。「体のメンテナンスやショットも細かく調整したい。みっちり調整してこっち(米国)に帰ってこられるように頑張ります」と、悔しさと疲労をにじませながら帰途についた。(文・笠井あかり)

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