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「バンカーでホームランするのは調子がいい証拠」とのアドバイスに覚醒 村田理沙がバンカーから見事にチップインバーディ

バンカーショットの感覚も取り戻した村田理沙(撮影:上山敬太)

村田理沙が自身のインスタグラムを更新。バンカーからのホームランに悩んでいたが、コーチのアドバイスによって自信を取り戻し、直後のラウンドでは見事にチップインバーディを決めてみせた。

村田は前週ステップ・アップ・ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」に出場。3日間通算4オーバーで27位タイだった。「パッとしない成績ですが、ひとつとっても嬉しいことがありました」と綴ったのは、バンカーショットについてだった。

ここ数試合、バンカーから狙った距離を大きくオーバーしてしまうホームランを打つミスが続いていたそうで、「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」でも2日目の16番ホールでホームランをしてしまった。それでもコーチから「バンカーでホームランするのは調子がいい証拠だから自信持っていけ」とのアドバイスをもらい「気にしないことにしました」と気持ちを切り替えた。

すると最終日、同じ16番のバンカーから会心のチップインバーディ。「もう飛び跳ねちゃうほど嬉しかったです!」と投稿でも喜びを再度爆発させた。

「技術ももちろん大事ですがつくづくゴルフってメンタルスポーツだなぁと実感しました」とあらためてゴルフの奥深さを痛感した様子。「まあ2日続けて同じバンカー入れんな!と言われればそこまでなんですが。そこはご愛嬌ということで笑笑」とミスを笑えるところも、ゴルフに必要な強いメンタルだ。

村田は1995年生まれ、東京都三鷹市出身。9歳の頃から祖父母の影響でゴルフを始めた。中学生時には関東大会で優勝するなど、ジュニア時代から活躍を積み重ねてきた。そして2016年にプロテスト合格。以来、レギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアーに出場。2位に入るなどベスト10入りの成績も残してきているが、優勝はまだない。

今季はステップ・アップ・ツアーが主戦場で、レギュラーツアーの出場は「リゾートトラストレディス」のみだったが、今週は「アース・モンダミンカップ」への出場が決まった。6月22日が誕生日の村田は「バースデーウィークに試合ができる幸せをかみしめて、私らしく楽しくプレーしてきます」と闘志を燃やしていた。

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