• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • ヘルニア手術からの復活V翌週 師匠・ジャンボ尾崎からの祝福もあり見せた満面の笑み【2023年下半期の1ショット】

ヘルニア手術からの復活V翌週 師匠・ジャンボ尾崎からの祝福もあり見せた満面の笑み【2023年下半期の1ショット】

ヘルニア手術からの復活Vの翌週も上機嫌な原英莉花(撮影:福田文平)

2023年下半期は、ツアー界でどんな話題があったのか? ALBA Net恒例のライブフォトで閲覧された写真の上位20位を抽出し、それぞれ振り返ってみたい。今回は「スタンレーレディスホンダ」の練習日に笑顔を見せた原英莉花だ。

練習日にカメラを向けられ、満面の笑みを見せた原。これだけ晴れやかな表情だったのは前週の「日本女子オープン」にて復帰後初Vを飾ったからこそだろう。

原は5月の「RKB×三井松島レディス」を腰痛により欠場。その2週間後に、自身のインスタグラムに「腰のヘルニア摘出手術を終え 無事成功しました事をご報告させていただきます」と投稿。シーズン中ながらも手術に踏み切り、3カ月間ツアーから離れた。

しかし、そのブランクは感じさせず、復帰戦となった「北海道meijiカップ」では予選通過。復帰4戦目の「ニトリレディス」では久しぶりのトップ10入りと段々と調子を上げ、復帰8戦目にして復活Vを飾ったのだった。

開幕前の火曜日、師匠の尾崎将司を尋ねると「うれしそうにしてくださって、グータッチをしていただきました」と、優勝の喜びを分かち合った。一方で「『今日からエリカのことを尊敬することにしたよ。お前じゃない方のな』って…」と、最終日最終組で戦った菊地絵理香の粘り強いプレーを見習うよう、ジャンボ流の叱咤激励もあったという。

そうして迎えた「スタンレーレディスホンダ」。2週連続優勝の期待がかかった試合は、初日に「69」、2日目に「68」をマーク。首位と4打差の8位タイから逆転優勝を目指してスタートした最終日だったが、パッティングに苦しみ「74」と“粘れず”に失速し、やや悔しさが残る結果となった。

関連記事