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ナショナルチーム・岡田晃平&大嶋港は来季レギュラーツアー挑戦 目標は「シード権獲得」

国内男子ツアー前半戦の出場権を獲得した岡田晃平(左)と大嶋港(撮影:ALBA)

22日、日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム慰労会が東京六本木で行われた。ファイナルQTを通過し、国内男子ツアーの来季前半戦出場権を得た大嶋港(関西高3年)と岡田晃平(東北福祉大4年)も会に出席。ナショナルチームでの日々を振り返るとともに、来季の抱負を語った。

「ナショナルチームに入るまでは海外に行ったことがなかった」と話す大嶋。2022年からナショナルチームに入り、今年だけでも、UAE、米国、オーストラリア、イングランドと転戦し、さまざまな経験を積んだ。「将来海外で活躍したいと思えたのはナショナルチームに入ったからこそ。その目標を達成できるように頑張りたい」と、海外への意欲も明かしていた。

岡田も「素晴らしいコーチ陣とスポンサー各社様が協賛していただいたおかげで試合に出られた。協力がなければ海外の試合には出られなかったし、(来季の)出場権を獲ることもできなかったと思う」と海外での経験が役立ったという。22年から再度ナショナルチームに選出されて戦った日々は「本当に充実していた2年でした」と胸を張る。

大嶋は7位、岡田は9位でファイナルQTを通過し、来季前半戦の主戦場は国内男子ツアー。2人とも「シード権獲得」を来季の目標に掲げた。大嶋は「JGAの試合なので、ナショナルチームの卒業生としていい結果を残せるように。そこを一番狙っています。まずは予選を通らないとですが」と、「日本オープン」での活躍を狙う。

一方の岡田は、「賞金がもらえるようになったのが楽しみですし、トーナメントにずっと出られるので、ギャラリーのみなさんやトッププレイヤーに会えるのを楽しみにしてます」と、“プロ”としての幕開けが待ち遠しい様子。「松山さんがアメリカにいて、(大学の)先輩なので刺激を受けています。来年のシードを獲って、アメリカへの道が開けるように」と飛躍を誓った。

ナショナルチームの先輩である、中島啓太、蝉川泰果、金谷拓実が今季の賞金ランキングトップ3を独占。さらに、今年のナショナルチームのキャプテン・杉浦悠太は11月の「ダンロップフェニックス」で優勝と、若手の活躍が目立った国内男子ツアー。大嶋と岡田もこの勢いに続きたい。

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