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恵みの雨となるか 逆転V狙う藤田かれん「攻めのゴルフは変わらない」

サイン会でファンと交流した藤田かれん(中央) 左は鬼頭さくら、右は原江里菜(撮影:福田文平)

<Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament 2日目◇7日◇琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・琵琶湖コース(滋賀県)◇6408ヤード・パー72>

悪天候により、2日目の競技が中止となったステップ・アップ・ツアー「Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament」。過去に会場の琵琶湖CCで研修をしていた地元・滋賀出身の藤田かれんは、3打差の5位タイから逆転優勝を狙う。

「3打差で自分のよく知っているコース。ピンポジションがどうなるかまだ分かりませんが、1ラウンド同様に攻めのゴルフをするのは変わりません」と藤田。この日の雨で選手たちを苦しめた琵琶湖CCの硬くしまったグリーンも柔らかくなるだろう。例年はアンダーの選手が少ない我慢比べの展開になることが多い大会だが、明日は積極的にピンを攻める選手が有利になるかもしれない。

藤田は、原江里菜、木戸愛、堀奈津佳、工藤遥加、篠崎愛、鬼頭さくら、吉川桃らとともに、コースに来ていた88名のギャラリーに向けてサイン会を開催。雨の中スタートを待ってくれていた熱心なファンのために、感謝の思いを込めてペンを走らせていた。

明日は午前7時40分に第1組がスタート予定。天候も回復が予報されている。初優勝を狙う首位のスタイヤーノ梨々菜、1打差にツアールーキーの大須賀望と地元での優勝に燃える北村響、レギュラーツアーで優勝経験もある前田陽子や一ノ瀬優希、ステップで2週連続Vを狙う橋添穂も上位にいる。「日本オープン」や、「日本女子オープン」など数々の権威ある試合を開催してきた滋賀の名門で、この日の雨を味方に短期決戦を制し“花咲く”のは誰か。熱戦を期待したい。

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