原英莉花は米ツアー遠のく「75」 浮上ならず「残念な1日」

原英莉花はスコアを3つ落としムービングでの追い上げならず(撮影:鈴木祥)

<TOTOジャパンクラシック 3日目◇4日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>

首位と7打差からスタートし浮上を目指したムービングでの追い上げは不発に終わった。原英莉花は1バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「75」とスコアを3つ崩し、トータル4アンダーまで下降。首位との差はさらに大きく開いてしまった。

先月行われた来季の米国女子ツアー出場権をかけた2次予選会では3日目終了時にまさかのスコア誤記による失格。失意のなかで帰国した。日本開催の米ツアー「TOTOジャパンクラシック」で優勝すればツアーメンバー登録が可能となるため、今大会は意気込んで臨んだが、その道は閉ざされてしまった。

「残念な一日でした」とふがいない1日に肩を落とした。「いまはまだなにも考えられないです」と語るにとどまり、来季の米ツアー出場は実質消滅した。残された18ホールでは、来季以降の再チャレンジに向けて存在感とともに自信を取り戻す戦いになる。

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