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「開幕は控えてないんですけど…」今年は休養の成田美寿々 抱負は「地方でジュニアレッスン」

リーシャール・ミルファミリーの成田美寿々、青木瀬令奈、レーシングドライバーの松下信治がトークセッションに登場(撮影:ALBA)

「来年度から少しツアーを離れて休養をすることに決めました。期間は決めていません」。昨年11月21日にInstagramで無期限休養宣言をした成田美寿々。22日に都内で行われたリシャール・ミルと青木瀬令奈の所属契約発表会見のあと、同社とスポンサー契約を結ぶ成田も登場し、レーシングドライバーの松下信治(のぶはる)と川崎圭太社長の4人でトークセッションを行った。

「私は開幕は控えてないんですけど…」と、少なくとも今年1年はツアーから距離を置く成田だが、6月に行われる「リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧」にはホステスプロとして出場する予定。それ以外では同社とともに行ってきたチャリティ活動やジュニア育成に力を入れたいと考えている。
 
「今までツアーでいろんな所に行ってきたんですけど、千葉や兵庫、北海道が多いとか、決まった県だけにしか行けてなかった。Instagramには『〇〇県にも来てください』というメッセージが多くて、そういう地方のジュニアを対象としたレッスンをやりたいなと思っています」と、トーナメントが行われていない場所に顔を出す予定だ。

また、1バーディごとに1万円を寄付するチャリティ『リシャール・ミルジャパン基金チャレンジプロジェクト』では、昨年レギュラーツアーとステップ・アップ・ツアーを合わせて120バーディ(1イーグルは2バーディと計算)を記録し、120万円のチャリティを行った。「今年は休養してバーディチャリティには貢献できないんですけど」と前置きしたうえで、「違う形でジュニアの子だったり、災害で苦しんでいる人だったりを支援できるように、元気を与えられるような活動をしていきたい」と、引き続きゴルフで笑顔を届けていく。

1月には同社と契約を結ぶ宮里優作、青木らリシャール・ミルファミリーでハワイ合宿を行い、「優作さんと瀬令奈の熱量を受け取って、私の熱も上がってきている」と失いつつあったモチベーションに刺激を注入。ツアー通算13勝の人気選手がトーナメントの舞台に戻ってくる日を待ちたい。

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