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松山英樹はショットに復調の兆し 最終日は「少しでも上位にいけるように」

「67」で50位に浮上した松山英樹(撮影:GettyImages)

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 3日目◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

65位タイで決勝ラウンドを迎えた松山英樹は、出だしの10番パー4できのうに引き続きバーディ奪取。5バーディ・2ボギーの「67」をマークし、トータル5アンダー・50位タイで最終日に進む。

きのう、ホールアウトをした直後は予選通過が危うい状況だった。「(予選を)通ったのでびっくりした。それを生かして上位にいければと思ったけど、なかなかスコアを伸ばせなかったですね。それでも最後はいい形で終われたので良かったかなと思う」と3日目のプレーを振り返った。

ショットは復調傾向だ。「きのうは悪かったけど、きょうはなんとなくいい方向に戻ってきた感じはあった」と手ごたえを感じている。課題のパットは「もう少し、どうしたらいいのかというのを考えながら毎日過ごしているけれど、なかなかうまいこといかないですね」。この日はパッティング直後に姿勢を起こし、転がるボールを追いかけるシーンなどもあった。自身が求める結果にはまだ結びついていない。

首位とは9打差で最終日を迎えるが、上にいくことは諦めない。「スコアをどれくらい出せばトップ10に入れるかとかを考えながら、少しでも上位にいけるよう頑張りたい」と話し、アプローチ練習場へ向かった。その後は打席練習、パッティング練習と最終調整にかかる。手ごたえを感じているショットをあすのゴルフにつなげたい。(文・高木彩音)

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