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苦しいラウンドで見せた光 渋野日向子の米ワーストスコアから一週間の成長 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 J・カプチョ -16 2 P・タバタナキト -10 3 J・コルダ -9 4 A・パーク -7 5 B・ヘンダーソン -6 H・グリーン -6 L・トンプソン -6 G・ルフェルズ -6 N・コルザ・マジソン -6 キム・ヒョージュ -6 順位の続きを見る

キャディとしっかりコミュニケーションを取りながら、最後まで集中を切らさなかった

キャディとしっかりコミュニケーションを取りながら、最後まで集中を切らさなかった(撮影:福田文平)

シェブロン選手権 3日目◇2日◇ミッションヒルズCCダイナ・ショアトーナメントC(米カリフォルニア州)◇6884ヤード・パー72>

首位から出たムービングデーに「77」と苦しみ、トータル4アンダーの21位タイまで後退した渋野日向子。それでもツアーワーストスコアとなる「80」を打った前週の最終日と比較すれば、我慢に我慢を重ねられたラウンドだと言っていいものだった。

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前週の「JTBCクラシック」では、気まぐれなポアナ芝のグリーンに大苦戦。「きょうはすごく自分のミスが多かった一日で、どうしようもなかった」と最後までボギーが止まらず、外から見ていても、どこか我慢の限界が来ていたように感じた。

同じように厳しい一日となったこの日は、何とかして流れを取り戻そうとしているように見えた。2番でドライバーが大きく右に曲がってから「怖くなってしまった」とティショットがラフに行くことが多くなっても、一つ一つ丁寧にキャディと話し合って、できる限りの対処をした。気持ちを切らさず、1つのパッティングを丁寧に打った。合間にはストレッチをして落ち着こうともして見えた。

そして何よりも、崩れたドライバーへの信頼を何とか取り戻そうとした。「リキんだり、トップが浅くなったりしていました。ちょうどいいところに丁寧に上げるようにして、あとはタイミングを合わせてと思いました」。前半ラフばかりに行っていたティショットは、12番からようやく距離も出て、フェアウェイをヒットするようになった。「それをチャンスにつけられなかったですが…」と話すが、ドライバーとパターの違いはあるとはいえ、最後まで修正できなかった前週に比べれば段違いだ。

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