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馬場咲希 本調子まであと少し「もったいないプレーもあったけど」気にせず行く!【トヨタジュニア】

徐々に調子を上げつつある馬場咲希(撮影:大会提供)

<トヨタジュニアゴルフワールドカップ 2日目◇21日◇中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)◇6130ヤード・パー72(女子)>

国別の団体戦と個人戦で争う「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」は2日目の競技が終了。馬場咲希、飯島早織、荒木優奈の日本女子チームは、トータル20アンダーで初日からの首位をキープした。

2日目のラウンドを終えた馬場の話「昨日パターが悪かったので、パッティングコーチに LINE で聞いてそれをいしきしてやりました」と、パティングの修正が奏功したことを明かした。具体的には「(ストロークの軌道が)アウトインになり始めていて、もともとアウトインを直して、結構いい感じになってたんですけど、若干元に戻りつつあるのでそれを意識しました」と馬場。実際に今日の4アンダー・「68」は、3メートル前後のバーディパットを決め切った結果だ。

ショットについては「あんまり良くなかったです。昨日に比べたらショットは悪かった」と、こちらはまだまだ本調子とはいかない様子。「もうちょっと伸ばせたのかって思います。昨日も今日も、もったいないなっていうのがいくつかあったので…、まぁでもそれがなかったら完璧すぎて逆になんかおかしいかな」と現在の状況にもまったく焦りはない。

最終18番では池絡みのラフからの難しいショットに「ラフだとランも出やすいし若干引っかけやすいしで、左に行っても池、奥に行っても池にコロがっていくので打ちにくい感じだったんですけど、(フェースを)若干開いて打ったらいい感じでした」と見事なショットで、明日3日目へ弾みのつくバーディとし、個人成績でも8位タイにつけた。「明日もいいスコアを出し合って1位をキープできるようにみんなで協力して頑張りたい」と話した馬場。日を重ねるごとに本来の調子を取り戻しつつある。

ここまで女子チームを引っ張る活躍をみせている飯島早織も、2日目をノーボギーとし、馬場と同スコアの4アンダー・「68」でプレー。個人成績で首位と2打差のトータル10アンダー・3位タイとしている。「いつもに比べるとショットがあまりよくなくて、パターに助けられた。昨日に引き続きという感じで、昨日よりチャンスが少なかったのですが、数少ないチャンスを決めることができた。内容があまり良くない割にはミスがボギーにつながっていないのが良かったので、ミスしても次でリカバリーできている」と話した。

明日以降についても「変わらずプレーしたいというのが個人的な意見なのですが、パターが入ってくれているのでショットも狭いところを狙いにいってもパーが拾えそうなので、わざわざ守りに行かなくても、ビッグスコア狙っていいのかなと思います」と、攻めの姿勢で3日目に臨む。

日本チームのもうひとり、荒木優奈は2アンダー・「70」のラウンドをみせ、個人でも飯島とともに3位タイにつけた。「(ふたりのスコアを)途中で聞いて、頼んだ! 2 人がいるなら頑張ってって感じで、今できる一番良いプレーが出来たらいいなという感じでした」とコメントした。2日目を終え、2位のアメリカとは2打差。残り2日間の戦いに日本チームの実力が試される。

なお、日本男子チームも2日間トータル18アンダーで、2位のドイツに3打差をつけ首位をキープ。個人成績では、佐藤快斗が7アンダーで首位と1打差の3位タイ、本大志が6アンダー6位タイに続き、丸尾怜央が5アンダーで3打差の10位タイにつけている。

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