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小祝さくらはメジャー初制覇へ上々の滑り出しも、「難しく感じた」読みにくい風とパットの距離感

小祝さくらはシーサイドコースの風と、グリーン上のタッチに苦しみながらも好発進

<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 初日◇7日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県)◇6755ヤード・パー72>

初日を10番からスタートした小祝さくらが、6バーディ・2ボギーの「68」で回り、4アンダーと上々の滑り出しを決めた。

前半は3つのバーディを奪うも、ボギーも2つ叩くなど、波に乗り切れない。しかし折り返した後半では、2番を皮切りに3バーディと盛り返した。今日のプレーを振り返った小祝は、「朝のほうが風が強くて、12番が一番難しく感じたけど、ボギーも何度かありながらも、バーディをたくさん獲れたのは良かったなと思います」と及第点をつけた。

前半の12番では「風が分からなくて、前の組を見れたからよかったけど、風がどれだけ吹いてるか、意外とティは吹いてないけど、グリーンは吹いてる感じ」と風のジャッジに迷いも。さらに、「他のホールも風が読みにくいのが何個かあって、難しく感じました」と、一日を通してシーサイドコース特有の読み切れない風に手を焼いた。

また、「微妙な距離が決まってくれた」というパッティングにも不安も抱える。「18番はカラーから3パット、12番も3パット、後半もあやういところがあった。長いパットの距離感が分からなくて、打ったらいっちゃうし、打たなかったらショートしちゃうし、微妙な感じで、これから距離感の練習をしたいです」と、グリーン上でのタッチの修正が残り3日間のカギになりそうだ。

メジャーの初日を好位置で終えたが、「あまり他とやること変わらなくて、いつも通りと感じています」とプレッシャーなど微塵も感じさせない小祝節。メジャー初制覇へマイペースで突き進んでいく。

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