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岩井姉妹が3ツアー対抗戦に初出場 代名詞“直ドラ”共演は「チャレンジしたい」

3ツアー対抗戦に初出場する岩井明愛(左)と千怜姉妹(大会提供)

<Hitachi 3Tours Championship 事前情報◇9日◇大栄カントリー倶楽部(千葉県)>

国内3ツアー対抗戦に初出場する双子の岩井明愛と千怜姉妹。開幕前日のプロアマ戦のあと、会見で大会への意気込みを語った。2年ぶり7度目の勝利を狙うJLPGAチームにとって、以心伝心の二人のプレーが大きな推進力になりそうだ。

高校生以来のタッグ結成となる二人。慣れないペア戦であることもそうだが、やはり男子プレーヤーと回るとあって、独特な空気も感じているようだ。明愛が「楽しみな気持ちで一杯です。みんな(のプレーを)見てみたい」と言えば、千怜は「一緒に回った時に学びながらラウンドできたら」とトッププレーヤーたちとの戦いを心待ちにしている。

「シーズン並みにいいです」(明愛)、「調子はまあまあいい感じ」(千怜)と、大活躍した今季の勢いそのままに、好調を保っている。そんな岩井ツインズの作戦は“ショット明愛、パット千怜”になるようだ。

ツアー屈指の飛ばし屋でアイアンも巧みな姉が「ショットは得意なので。そこは任せていただいて、千怜にパターを頑張ってもらいたい」。平均パット数(パーオン時)ツアー3位の妹はそれを受けて「パターは好きで、得意。(明愛と)上手く噛み合ったらいいな」とニッコリ。双子ならではのコンビネーションでチームに勝利をもたらしたい。

そして、気になるのが岩井姉妹の代名詞とも言える“直ドラ”。史上初の双子プレーオフで優勝を争った今年5月の「RKB×三井松島レディス」では、直ドラの応酬で話題を呼んだ。その再現はあるのか。

そこはサービス精神旺盛な二人。「始めのパー5(5番)なら行けるんじゃない?」(千怜)「やっぱりチャレンジしたいです」(明愛)と乗り気だ。5月のプレーオフでは敵同士だったが、今回は頼れるパートナー。双子ペアがド派手な直ドラでギャラリーの心をつかみ、チームの王座奪還へ勢いをもたらす。

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