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1年ぶりの「63」で単独首位に浮上 櫻井心那は練習日に取り入れた“新ルーティン”で開眼

櫻井心那は新ルーティンを取り入れショット復調(撮影:上山敬太)

<富士通レディース 2日目◇14日◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6697ヤード・パー72>

「先週はショットがグリーンに乗らない、乗ったとしてもチャンスにつかない感じでした」。今季3勝を挙げている櫻井心那は、前週の「スタンレーレディスホンダ」を22位タイとまずまずの成績で終えたが、しこりが残ったという。

その原因は「アドレスがしっくりこない」というもの。これがショット不調の原因と分かっていても、なかなか解消できていなかった。だが、練習日に「もう上がろうかな」と思ったタイミングでキャディからアドバイスをもらい試したところ「30球くらいでしたが、結構いいかもと思いました」と、すぐに取り入れることを決めた。

変えたのは「クラブを両手で持って、真っすぐ“きをつけ”の姿勢を取ってから、左足、右足の順で(そろえた足を)開く」というルーティン。「悪い時は左にボールがあって」と、右手でクラブを持ち、足も少し開いた状態からアドレスに入っていた櫻井は、気づかぬうちにアドレスでボールの位置がずれていた。

「左にボールがあったときは、左に打ち出せなくて、右に出て右に外す感じ。球に力がないというか、芯に当たっていなかったです。半番手くらい、5ヤードくらいは距離が落ちていました」という状態で戦っていた。

そんな違和感は「気持ちよくアドレスできるようになった」と解消。「今日は5メートルくらいに常につけられました」とチャンスを量産し、ボギーなしの9バーディで「63」をマーク。単独首位に躍り出た。

「明日の天気の悪さは頭に入っていたので、今日は頑張りたいと思っていました」と櫻井が話すように、最終日は荒天の予報。最悪の場合、36ホールでの短縮競技もあり得る。昨年のステップ・アップ・ツアーで出して以来約1年ぶりに出た「63」というビッグスコアが、このまま4勝目へと化けるか。(文・杉本夏希)

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