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石川遼は出だし池ポチャボギーも、「仕方ない」と切り替え18位発進

石川遼は池ポチャボギー発進するも切り替えて3アンダー・18位タイ発進(撮影:福田文平)

<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇29日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72>

初日は10番パー4からスタートした石川遼。ドライバーを握ったティショットはいきなり右の池へ。ドロップした190ヤードの3打目をきっちりグリーンに乗せて、2パットのボギー発進となった。そこからは「仕方ない」と切り替えて、2つめのボギーを打つことはなく4バーディを重ね、3アンダー・18位タイとまずまずのスタートを切った。

「きょうは思った通りの球は1球も打てなかったんですけど、すごく変な球は朝イチの池くらい。それできょうはドライバーはダメだとはならなくて、仕方がないなと思った」と切り替えて、次の11番ホールですぐに取り返した。18番パー5では右ラフからの2打目をドローでグリーン手前の花道から転がし、グリーンの奥へ。アプローチを70センチに寄せて2つめのバーディ。後半は2バーディと会心のショットがないなかでも「69」にまとめた。

きょう3番目に難しかった10番ホールの攻め方にはあす以降も課題は残る。「左からめちゃくちゃ風が吹いていると難しいですね。ドライバーで成功すると8番アイアンとか9番アイアンで打てる。(右の池が)嫌だったらミスしても池に届かないクラブで打つとか。きょうはリスクを取りました」。

あすは1番ホールスタートのため、「10ホール目で10番が来ますし、9ホール回った調子を見てという感じになるかと思います」と、10番のティイングエリアで攻め方を決める考え。そして、「願わくばずっとアウトホールスタートにできるように頑張ります(笑)」と、上位で予選を通過して、朝イチホールを回避したいところだ。(文・下村耕平)

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