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ダビド・シルバ不在で臨むバルセロナ戦、ソシエダの久保建英はビッグインパクトを残せるか

写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
いよいよ今シーズンも大詰めを迎えているが、レアル・ソシエダはアウェーでバルセロナ戦(日本時間5月20日4:00)に臨む。

司令塔のダビド・シルバが膝の負傷で招集外となったため、日本代表MF久保建英に掛かる期待は非常に大きくなった。

古巣であるバルセロナ相手にビッグインパクトを残すことができれば、今季のラ・リーガを代表する選手となれるだけに、そのプレーに注目が集まる。

ゴール関与20得点の目標まであと6点となっている久保

久保は、シーズンが開幕する前に今季の目標をスペイン『EL DIARIO VASCO』のインタビュー内で答えている。

得点とアシストで20ゴール。

得点関与20ゴールというと、全盛期のダビド・シルバや今季絶好調のウーデゴール、昨季プレミア得点王のソン・フンミンの今季の成績といったレベルの実績となる。

昨年はマジョルカで2得点2アシストだっただけに、シーズンが始まる前は「ビッグマウス」としか見られていなかった。

しかし、非常に高い目標を設定した久保だが、今季はその目標が不可能ではないと思わせるほどの活躍を見せている。

体つきも昨年までとは違い、当たり負けしない強さが出てきた。

さらに運動量も増し、守備の強度も確実にワンランクアップ、攻撃に関するレベルも昨季よりも高くなっている。

MOMに輝く試合も8試合とラ・リーガでもトップクラスとなっており、まさに「覚醒の時」を迎えているのだ。

現在の久保は、得点が8、アシストが6で、得点関与が14得点となっている。

残り試合数が少ないため、さすがに20得点は達成できなさそうだが、15点以上にまで伸ばすことは十分に可能だろう。

バルセロナ戦でビッグインパクトを残せば今季のラ・リーガを代表する選手に

今季の久保は、得点やアシスト数はもちろん、そのプレーの質の高さが話題となっている。

その活躍ぶりに、古巣であるレアル・マドリードやバルセロナが強い関心を示すほどだ。

すでにそのプレーの質はラ・リーガトップクラスであり、スペイン中に名前が知れ渡っているが、今節のバルセロナ戦でビッグインパクトを残せれば、今季のラ・リーガを代表する選手の1人として名前が挙げられることになるはずだ。

バルセロナ相手にダビド・シルバ不在はあまりにも痛いが、それでも「今の久保ならばなんとかしてくれるのでは」と期待してしまう。

果たして古巣相手にゴールやアシストといった結果を残すことができるのか、注目しよう。

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