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日本一曲げない男が実践する“スライスを防ぐシャドースイング”を教えてもらった!

左腕の下に右手を通すと  胸が開かず手元が真下に下りる。右腕を正しく使うことで、 カット打ちを直せるのだ

スライスの大元凶、カット打ち。これを直すには、切り返しから手元を真下にストンと落としていく必要があります。右腕を体の近くに通しつつ、しなやかにヘッドを返すように振っていくのですが、この動きを理解するには、野球のアンダースローのイメージでシャドースイングをすると良いでしょう。

まず、ドライバーでアドレスを作り、右手だけを離します。そこからクラブと左腕は動かさずにしっかり胸を回してトップを作り、目標方向にボールを投げるイメージで右手を振ります。大切なのは、右手を左腕の下に通すこと。右手が左腕よりも高い位置を通るのは、カット打ちの動き。体の動きが止まったり、前傾が崩れる等々、悪いスイングにつながります。右手をしなやかに左腕の下を通すように振れればOK。

このシャドースイングを繰り返し感覚を体に染み込ませましょう。そのイメージのままスイングをすれば、クラブをインから下ろせるようになります。弱々しいスライスを直せますよ。

稲森佑貴
いなもり・ゆうき/1994年生まれ、鹿児島県出身。国内ツアー通算4勝、メジャー2勝。7季連続でFWキープ率1位に輝いたドライバーの名手。国際スポーツ振興協会所属

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