TGLの開幕ピンチ? 会場となるアリーナの屋根が崩壊

ウッズ&マキロイら創設の『TGL』だが、その会場にアクシンデントが発生した(撮影:GettyImages)

タイガー・ウッズ(米国)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らが創設したテクノロジーとゴルフのコラボで生まれる新リーグ『TGL』が来年1月9日に開幕するが、その舞台となるフロリダ州パームビーチの“ソーファイ・センター”のドーム型屋根の一部が、15日に崩壊した。地元紙が伝え、TGLを主催するTMRWスポーツが発表した。

ソーファイ・センターのあるフロリダ州パームビーチ・ガーデンズでは、14日から悪天候に見舞われていた。建設中のドーム型の屋根の一部は空気圧で支えられているもので、停電が原因で崩壊したという。

「幸いにもけが人はない。技術面にも影響はなく、今後も工事を再開する」としたが、「TGL開幕への影響があるかは現時点では不明」とTMRWスポーツはコメントしている。

同リーグはテクノロジーとゴルフのコラボにより、屋内のスタジアムで大画面のシミュレーションと、実際のグリーンを使ってPGAツアーのトッププロがマッチプレーを行う。4人一組の6チームが参戦し、各チームから3人ずつが試合に臨み、レギュラーシーズンでは年間15試合が行われる。タイガーも“ジュピターリンクスGC”のチームオーナーとなり、自身もプレーすることが発表されている。(文・武川玲子=米国在住)

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