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「早すぎる」と坂田信弘氏 ゴルフ漫画の巨星逝く かざま鋭二氏が膵臓ガンのため他界 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

ALBA Net連載「おやじゴルフニュース」でラウンド取材中のかざま鋭二氏 ゴルフの腕前はエージシュートを狙うほどだった(2021年撮影)(撮影:ALBA)

漫画家のかざま鋭二氏が10月2日に亡くなった。膵臓ガンとの闘病も及ばず、ゴルフ漫画界の巨星は逝った。『風の大地』をはじめとして、多くのゴルフ漫画を描いてきたかざま氏。ゴルフ界でも、訃報に嘆き悼む声は多い。葬儀はすでに親族のみで執り行われたという。

かざま鋭二氏がこだわり続けた全英OPの取材 今季の優勝者はC・スミスだった【写真】

1947年6月10日生まれ。享年75歳。66年に『その名はゼロ』で貸本漫画デビュー。69年に少年キング掲載の『栄光への5000キロ』で少年漫画誌デビュー。ゴルフを題材とした漫画を数多く執筆し、『風の大地』では小学館漫画賞一般部門を受賞している。

『風の大地』の原作者である坂田信弘氏は、「1988年に知り合って90年から連載を始めた。それから今年になるまで、1回も休載はなかった。ケンカもせずによくやってきた。いい友人、親友だった。漫画に関しては戦友と言える。こういうときがくるとは思っていなかった。早すぎる。いつまでも、ふたりとも若いと思っていた。残念だ」と話した。

今年の春頃から始めた抗がん剤治療のため連載中の作品を休載していたが、ALBA Netでイラストを担当する『おやじゴルフニュース』は、継続を希望するご本人の意向で闘病中も執筆をしてくださっていた。最後の最後まで表現者であろうとしたかざま氏の本懐だった。合掌。

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