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「次の一歩を踏み出す必要がある」元DeNAリリーバーがロックアウト中の胸中を吐露「試合の中止は野球の将来にとって最悪」

4年間DeNAでプレーしたパットン。昨年から古巣レンジャーズに復帰している。 (C) Getty Images
膠着する現状にあって、日本で活躍した元助っ人が若手のサポートに乗り出した。

現在、労使交渉が難航しているMLB。なかなか完全決着への道は見えず、すでにレギュラーシーズンの開幕延期が決定。最初の2カードは中止となっている。

そんな中、テキサス・レンジャーズの地元紙『Dallas Morning News』は選手の声を取材。2017年から20年まで横浜DeNAベイスターズに所属したスペンサー・パットン投手にインタビューを行なった。

春季キャンプが行なわれず、行動が制限される状況で、「次の一歩を踏み出す必要があるように感じた」という34歳のベテラン。現在は、リリーフ陣の若手一人ひとりに電話をかけているようだ。この行動に乗り出した理由について、以下のように話している。

「『自分がこの状況の若手だったら、何を聞きたいか』を考えていたんだ。きっと私だったら、ベテランから話を聞いてみたいと思うだろう」

話の大部分は野球についてだという。いつロックアウトが終了しても良いようにトレーニングを続け、準備を整えるよう呼びかけているそうだ。

さらにパットンは「彼らのことを思っている人がいるということも伝えたかった」とも。後輩たちが未知の状況で不安を抱えているであろうと考え、心理面の支援も図っていた。
野球熱の高い日本で4年間プレーした元助っ人はまた、シーズン開幕が不透明な状況について以下のようにもコメント。低下しつつあると言われる米国での野球人気が、さらに落ち込むことも危惧している。

「もしファンにアピールできなければ、消費者の全世代を失うことになる。今は野球のシーズンだ。試合の中止は、このスポーツの将来にとって最悪の事態である」

ロックアウトに入ってから3か月余り。選手たちは、まだ見えぬ開幕に思いをはせながら、交渉の行方を見守っている。

構成●THE DIGEST編集部

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