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「新しい大好きな投手」直球“平均球速160キロ”・佐々木朗希にメジャー115億円男も惚れ惚れ!「ただただ非現実的」

驚異の成長速度を見せる佐々木。その実力は完全にメジャーレベルだ。写真:THE DIGEGT
大谷翔平と比較されてきた“モンスター”がその資質を大いに発揮し始めている。

3月5日に行われたソフトバンク対ロッテのオープン戦、ロッテの先発マウンドに上がった佐々木朗希は5回で63球を投げて2安打無失点9奪三振の好投を見せたのだか、その内容が規格外だった。

この日投げたストレート35球のうち、23球が160キロの大台を超え、最速は自己ベストに並ぶ163キロ。さらに“最遅”でも157キロ(!)であり、平均球速は160.1キロという、サイ・ヤング賞2回の最強投手ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)を彷彿とさせる異次元のものだったのだ。

高校時代からメジャーの注目を集めていた佐々木とあって、この日の登板も米識者の中でも話題を呼んだ。

【動画】自己最速タイ163キロ! 佐々木朗希の“怪物ストレート”がこれだ
データサイト『FanGraphs』などに寄稿しているキム・スンミン記者は圧倒的スピードに「ただただ非現実的な存在だよ」と脱帽。『ベースボール・アメリカ』誌のJJ・クーパー記者も「改めて彼の名前を覚えておかなくちゃね」と綴った。

さらに、“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる人気野球動画クリエイターのロブ・フリードマン氏は「まだ20歳。しかも、エグすぎるスプリッターも投げる」として紹介。

すると、この映像が昨年14勝を上げてオフに5年1億1100万ドル(約118億円)の契約を手にしたケビン・ゴーズマン(トロント・ブルージェイズ)の目に止まる。すると彼は「僕の新しいお気に入りの投手だ」と惚れ惚れした様子で、“令和の怪物”を称えたのだった。

まだオープン戦とはいえ、ここまでの調整は順調に進んでいる感もある佐々木。まだまだ余力すら感じさせるのが、なおのこと末恐ろしさを感じるが、果たして今季はどんな投球を見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEGT編集部

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