“怪物”の娘がV戦線 川岸史果は5年ぶり優勝へ「落ち着いて前に進む」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 川岸史果 -9 山下美夢有 -9 菅沼菜々 -9 4 ペ・ソンウ -8 5 森田遥 -7 大里桃子 -7 脇元華 -7 8 青木瀬令奈 -6 種子田香夏 -6 小倉彩愛 -6 順位の続きを見る
復活を期す川岸史果が好プレーを披露した(撮影:佐々木啓)
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇9日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6555ヤード・パー72>
怪物の娘が久しぶりにリーダーボードのトップに名前を載せた。5バーディ・ボギーなしの「67」でトータル9アンダー。“怪物”と呼ばれた川岸良兼の娘・史果が2018年開幕戦の初日以来、4年半ぶりに首位に立って決勝ラウンドに進む。
2016年のプロテストに合格。17年9月の「マンシングウェアレディース東海クラシック」でツアー初優勝。同年は賞金ランキング7位に入る活躍で注目を浴びた。ところが、翌年は同60位ですぐにシード権を手放す。その後は下部ステップ・アップ・ツアーに参戦し19年には優勝を遂げたが、コロナ禍のためロングシーズンとなった20-21年はQTランキング上位で出場を続けるも、同99位で返り咲きはならなかった。
昨年末には再びQTで3位に入り、今季はここまでフル参戦している。トップ10は6月の「アース・モンダミンカップ」の1回で50位までに与えられる来季シードとなるメルセデス・ランキングでは67位。「予選は通るんですけど、トップ10に絡むことが少ない」とここまでを振り返る。
今季はクラブ契約もフリーとなり、自由にクラブを選んできた。そのなかで心がけているのは、ミドルアイアンからショートアイアンの精度。「パー4でバーディが獲れないと優勝争いできないので、頑張りました」。飛距離の出る川岸にとってパー5は稼ぎどころだが、アイアンの精度が試されるパー4、パー3のスコアは決してよくなかった
Follow @ssn_supersports