今年2月に18歳、現在賞金ランク1位のツアー“最年少”プロは今週もフェリーで移動！【ステップ・アップ・ツアー見どころ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

注目の最年少ルーキー櫻井心那（さくらい・ここな）（撮影：福田文平）

2022年のステップ・アップ・ツアー7戦目となる「ユピテル・静岡新聞 SBSレディース」が静岡県の静岡カントリー浜岡コースで17日（金）に開幕する。太平洋にほど近いコースは海風も敵となり、戦略性も高く、なかなかスコアを出させてくれない。そこで同ツアーを放送するCSチャンネルのスカイAで16年からラウンド解説を行うプロゴルファーの下村樹美に今週の見どころを聞いた！ 今回は最年少プロが登場！

櫻井心那ってこんな選手【写真】

■ツアーメンバーで最年少 …でも、賞金ランク1位！

今年のステップで大きな話題となっているのがルーキーの活躍だ。ここまで6試合を消化して、ルーキーが3勝。それも昨年11月にプロになったばかりのフレッシュなメンバーたちだ。そしてそのうちの一人が櫻井心那（ここな）だ。

実は櫻井、JLPGA正会員のなかでは最年少の18歳。とは言っても、ただのエイティーンではない。2004年2月13日生まれ。早生まれで、いちばん誕生日が遅いため、最年少というわけだ。アマチュア時代の戦績を見れば、昨夏の高校選手権個人戦で優勝。一気に全国区となり、プロテストも一発合格。そして、ステップ6戦目にして初優勝を遂げた。

そんな櫻井を見た下村の印象は、「おおらか、シャイ。やわらかい感じ」。ところがゴルフについては、すでにルーキーの域を超える活躍だ。「ここまで予選落ちがないですし、優勝に加え3位が2回。コンスタントに上位に入っています。平均ストロークも71台で5位。そしてパーセーブ率がずば抜けて1位（85.94％）。この成績でもなんらおかしくありません。