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「悪い記憶を捨てたい」 今季初戦の野村敏京が“勉強効果”で予選通過 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 キム・ヒョージュ -10 2 S・ケンプ -7 3 A・ジュタヌガーン -6 カン・ヘジ -6 5 キム・イェリム -5 アン・ナリン -5 7 C・ヘジン -4 J・ジャクソン -4 A・アショク -4 G・ドライバーグ -4 順位の続きを見る

ギリギリで予選通過 ここから順位を上げたい(写真は昨年)

ギリギリで予選通過 ここから順位を上げたい(写真は昨年)(撮影:GettyImages)

ロッテ選手権 2日目◇14日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>

2年前まで居を構えていたハワイで今季初戦を迎えた野村敏京が、カットラインぎりぎりながらトータル3オーバー・62位タイで予選通過を果たした。

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初日「74」と出遅れ、風の強い午後組でのスタートになった2日目も1つ落としながら、なんとか踏みとどまった。「風が強くてセカンドの距離感が難しい。フォローだとグリーンは止まらないし、そこが一番難しかった」。それでもフェアウェイキープ数11回、パーオン数18回とショットをまとめ、昨年6月の「LPGAメディヒール選手権」以来となる決勝進出を決めた。

腰痛の影響もあり、近年は低迷。今週もわずか2枠のサンデートーナメントを突破して出場権を手にした。そのため“開幕”を待つ間は、体のメカニズムを学ぶ時間にあてたという。「完治する可能性は低いし、腰はずっと管理しないといけない。それで人の体に興味が出て勉強することにした。他にケガで苦しむ選手にも、『こうやったらいい』など言える」。そのかいもあり、ここまで2日間は患部の不安なく戦うことができている。

「今も勉強はしているけど、ゴルフが好きなので来ました(笑)」。コースでプレーするという本職も、もちろん忘れたわけではない。「ゴルフの状態がまた上がってくるはず。明日も頑張って、悪い記憶を捨てたいです。いい記憶を思い出して、続けていきたい」。残り2日間で、1つでも上の順位を目指していく。(文・間宮輝憲)

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