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“勝率50%”稲見萌寧は練習ラウンドで何してる? 心がけること、メモ、動画チェック…それぞれについて聞いてみた | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

稲見萌寧の快進撃はどこまで続く? その舞台裏の練習ラウンドについてみた(撮影:佐々木啓)

パナソニックオープンレディース 事前情報◇29日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6638ヤード・パー72>

今年に入り8戦4勝。勝率50%と驚異の成績を挙げる稲見萌寧は、どのような準備をして試合に向かっているのか? 開幕2日前、28日に回った練習ラウンドについてみた。

稲見の地獄のトレーニングをのぞき見【写真集】

2年前に出場した時は5位タイと上位に入ったこともあり、浜野ゴルフクラブには「いいイメージ」を持っている稲見は、水曜日にイン9ホールをラウンド。「ヤマハレディースオープン葛城」優勝時にキャディを務め、今週もバッグを担ぐ幼馴染のジョン・ジウさんとともに、プレー面はもちろんのこと、風やラフ、グリーンの状態なども確認していった。

稲見に練習ラウンドで意識していることを聞いてみると、「マネジメントはあまり考えていない。ここに行ったらいけないという部分をチェックしたり、1ショットずつの調子を確かめています。“ここを狙う”とかはやりません」という答えが返ってきた。細かい攻め方よりも、大きくコースを俯瞰し、そのうえで注意ポイントを探っているという印象だ。ティショット、グリーンを狙うショットなどについてはさすがの正確さだなという感想も抱いたが、本人は「基本練習ラウンドはいつも調子が悪いです。試合の時にどうにかできるか、できないのかを確認する感じですね」と言って笑った。

このあいだに、よく目に入ってきた光景が『細かくメモにペンを走らせる姿』と『動画を撮影しすぐにスイングを確認する姿』だった。メモに関しては、「基本的にショットでは打った番手や残り距離だけを書いています。あとはグリーンのライン、スピードを書いています」という利用方法。もちろんプロでは珍しい姿ではないが、パー3のティショットや各ホールのグリーンで細かに記す様子は印象的だった。

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