• HOME
  • 記事
  • 卓球
  • 【編集長コラム】金沢ポートホームマッチ最終戦 中止判断までの経緯

【編集長コラム】金沢ポートホームマッチ最終戦 中止判断までの経緯

まずは、金沢ポート基金へのみなさまからのご支援、本当にありがとうございます。

10日現在、いただいた寄付は450万円を超え、選手、ファン、関係者、愛好者をはじめ、卓球を支える皆さまのなんて温かい絆なんだろうと深く感謝しています。

全額を被災地支援として寄付させていただきます。

改めて、1日に発生した能登半島地震により被災された方々、ご家族、関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。そして、現在も懸命に救護・支援活動を続けていただいている皆さまに深く御礼申し上げます。

結論が出せなかった理由

1月13日・14日、小松総合体育館でのホームマッチは延期(代替試合については、有無と詳細をTリーグが調整中)となった旨、昨日9日にTリーグから発表がありました。

お待たせして申し訳ありません。何度も話し合った結果の決断でした。

もちろん、最初から止めます、の方が簡単です。
でも、設立一年目の卓球プロチームとして、本当にそれがこの地域のためにできることのすべてなのか、実は責任回避なのではと自分たちを疑い、刻一刻と変わる状況に、ぎりぎりまで考え抜こうとチーム内で話をしました。

当時、地震発生からまず1週間は大きな余震の可能性が高いという状況だったので(現在は「今後1ヶ月間」に更新)、開催も検討するからこそ、8日までは結論が出せませんでした。

だからこそ、1月5日という早いタイミングで、義援金口座を作り金沢ポート基金の受付を開始できました。

拠点である清水スポーツからは、体育館で避難生活を続ける方々に向け、県内の体育館に納品した災害対応の防球フェンスカバーがないか、呼びかけました。

県内に納品した防災防球フェンスカバーの投稿

関連記事