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「シュッとした顔でミスに強いのは今まで無かった」。柏原明日架が『X FORGED CB』を投入

優勝実績のあるやさしい『APEX』と比べると、トップラインの薄さなど、シャープさが大違い!

TOTOジャパンクラシック 事前情報◇4日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6554ヤード・パー72>

昨秋に初優勝をふくむ2勝を挙げた柏原明日架だが、コロナ禍の今季は思うようにいかない成績が続いていた。「富士通レディース」で8位タイと上位に来たのはホステスプロの意地もある。さらなる飛躍を期して先週からキャロウェイの新作『X FORGED CB』アイアンへと移行していた。

昨季の2勝をふくめ、これまで使用していたのはやさしい『APEX』アイアンだが、今回選んだものは「かっこいいのにミスに強い。いいとこどりの、まさに私が求めていたものでした」と話す。

「元々シュッとした見た目で、操作性の高いアイアンが好きでした。ただ、そういったアイアンは難易度が高く、ミスした時に距離が落ちてしまう。(番手ごとの飛距離の)数値の平均が下がってしまっていたんです。それでミスに強いタイプのアイアン(APEX)を使っていました。

ですが、今回のアイアンはまさにいいとこどり。顔がシュッとしているので、最初に見た時は【ミスしたら10ヤードくらい落ちるだろうな】と思っていたら、落ちなかったんです!なので平均値を高くキープできる。かっこいいのにミスに強い。まさに私が求めていたものでした」(柏原明日架)

『X FORGED CB』は【打感はマッスルバック。扱いやすさはキャビティ】が売り文句の4ピースアイアン。歴代モデルの1ピース構造の軟鉄鍛造では、プロや上級者が求める寛容性を引き上げることに限界があるため、ゼロベースでその設計を見直した力作である。

軟鉄鍛造ボディにステンレスフェースを組み合わせ、トゥ側のタングステンでセンター重心による寛容性を追求。また、外部のタングステンでも低重心化とスイートエリアを拡大、キャビティバック形状とともに、従来の1ピース構造では不可能だったレベルのミスヒット寛容性を実現したとか。

待望の“やさしいイケメン”アイアンを手に巻き返しを図る柏原。復調を狙い通りに果たせるか。

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