【卓球】ラクザPOの性能を徹底レビュー　ヤサカ独自の技術を搭載した人気ラバーシリーズの表ソフト

卓球において重要な用具選び。その中でもラバー選びは特に重要で、「このラバーだから勝てた」という言葉が出てくるほど、勝ち負けに大きな影響を及ぼします。

しかし、現在ラバーは数えきれないほど存在し、その中からベストな一枚を選ぶのはまさに至難の業。常に試行錯誤を繰り返さなければなりません。

そこで、本記事ではそんな悩めるプレーヤーのために、数あるラバーの中から1枚をピックアップして、性能や特徴を紹介していきます。今回紹介するのは、ヤサカから発売されている『ラクザPO』です。

『ラクザPO』とは

『ラクザPO』はヤサカから発売されている表ソフトラバーです。『ラクザPO』は名前の通り、ヤサカが誇る人気裏ソフトラバー「ラクザ」シリーズに加わっています。ヤサカの表ソフトでは「オリジナル」シリーズや『スピネイト』が人気作です。

裏ソフトの「ラクザ」シリーズに搭載されたヤサカ独自の技術である「ハイブリッドエナジー」を表ソフトにも搭載したことで注目されたのがこの『ラクザPO』です。その性能は他の表ソフトと一線を画します。

『ラクザPO』の特徴

ではまずは、『ラクザPO』の特徴について解説します。

特徴➀：回転を重視した横目の表ソフト

『ラクザPO』の特徴1つ目は、回転を重視した横目の表ソフトです。

表ソフトには、粒の配列が縦にそろっている縦目と、横にそろっている横目の2種類があります。縦目は弾きやすくナックル系のボールが出しやすい特徴があるのに対して、横目はボールが引っかかり回転がかけやすいという特徴があります。

『ラクザPO』は横目の表ソフトなので、比較的回転がかけやすいラバーとなっています。

特徴➁：シリーズの肝となる「RAKZAスポンジ」

『ラクザPO』の特徴2つ目は、シリーズの肝となる「RAKZAスポンジ」です。

『ラクザPO』には、裏ソフトの「ラクザ」シリーズにも採用されている「RAKZAスポンジ」を搭載しています。「RAKZAスポンジ」はエネルギー伝導率が高く、強打になればなるほど反発が強い構造となっています。これにより、『ラクザPO』も強打時に反発力が強くなる性能を持っています。

特徴➂：弧線が出て安定しやすい弾道

『ラクザPO』の特徴3つ目は、弧線が出て安定しやすい弾道です。

『ラクザPO』は引っ掛かりが強いため、他の表ソフトではネットにかかりそうな弾道になってしまうところを弧線を描いて相手コートに飛ばすことができます。スポンジに食い込ますこともでき、裏ソフトのような回転の多さや引っ掛かりの良さを生み出せます。