シーズン最初の試練!三笘薫、待ち受ける「超過密日程」を乗り切ることができるか
三笘薫(写真:REX/アフロ)
日本代表は9月10日(日本時間)にドイツ戦、9月12日にトルコ戦を控えているが、欧州組(とりわけCLやELに出場するクラブ所属の選手)はその後過密日程が待っている。
特にブライトン所属の三笘薫は、「超過密日程」が待ち受けている。
シーズン最初の試練ともいえる過密日程を結果を出しながら乗り切ることができるのだろうか。
三笘薫の今後の予定
9月10日 ドイツ戦(日本代表)※欧州開催
9月12日 トルコ戦(日本代表)※欧州開催
9月16日 マンチェスター・ユナイテッド戦(PL)
9月21日 AEKアテネ戦(EL)
9月24日 ボーンマス戦(PL)
9月27日 チェルシー戦(カラバオ杯)
9月30日 アストン・ヴィラ戦(PL)
10月5日 マルセイユ戦(EL)
10月8日 リヴァプール戦(PL)
10月13日 カナダ戦(日本代表)※日本開催
10月17日 チュニジア戦(日本代表)※日本開催
10月21日 マンチェスター・シティ戦(PL)
10月26日 アヤックス戦(EL)
10月29日 フラム戦(PL)
この日程を見てわかる通り、2ヶ月弱の期間に14試合が詰め込まれている。
。
1週間に1試合が基本であるサッカーにおいてこの試合数はかなり過酷なスケジュールだといえる。
さらに注目すべきはその対戦相手だ。
今回の欧州遠征後には強豪マンチェスター・ユナイテッドとの試合が控えており、10月の代表ウィークの後は王者マンチェスター・シティ戦が控えているのだ。
特に後者は日本で行われる代表戦となるため、ベストコンディションとは程遠い状態でプレーすることになる。
デゼルビ監督の手腕に期待
この日程のすべてを三笘がフルで出場したならば、おそらく怪我やコンディション悪化によりトップパフォーマンスが出せなくなるだろう。
しかし、希望はある。
ブライトンの監督は「名将」デ・ゼルビ監督であり、ブライトンは豊富な攻撃陣を擁しているからだ。
三笘のポジションで出場できる選手としては、移籍市場閉幕間際にレンタルで獲得したアンス・ファティを筆頭にジョアン・ペドロ、アディングラなど実力者が多い。
もちろん、それらの選手たちが大活躍し三笘がスタメンを奪われるリスクもあるわけだが、デ・ゼルビ監督の三笘への信頼は非常に厚いため完全に奪われてしまう可能性は低いだろう。
その他のポジションもローテーションができるほど充実しているため、ブライトンが抜群の成績でシーズン中盤まで駆け抜ける可能性もある。
果たして三笘はこの超過密日程を乗り切るだけでなく「結果」を残し続けられるのか、注目だ。
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