日本代表で三笘薫を活かす3人は、「パスを供給する者」と「中で合わせる者」「逆サイドで合わせる者」
写真:三笘薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
1月29日に行われたFAカップ4回戦のりヴヴァプール戦で衝撃のスーパーゴールを決め、「時の人」となっているブライトンの三笘薫。
プレミアリーグ第21節のレスター戦に続く大活躍により、プレミアリーグを代表する選手になってきている。
そんな三笘薫は新生日本代表でもエースとして期待されている。
日本代表の左WGは三笘以外の選択肢はなし、注目は「誰が三笘を活かせるのか」
3月24日と28日に親善試合を予定しているサッカー日本代表。
森保監督の続投が決定しているが、4年後の北中米W杯に向けて新生日本代表の活動がスタートする。
カタールW杯では三笘をスーパーサブとして起用した森保監督だが、2023年に入ってからの三笘の活躍をみれば間違いなく今後の日本代表のエースとして三笘を使うはずだ。
注目は「誰が三笘を活かせるのか」であり、三笘と絡みの多いポジションにどんな選手を配置するのかといった点だろう。
久保建英「パスを供給する者」
三笘薫には、足元にパスを供給し、裏にスルーパスを出す優秀な「パサー」が必要だ。
ブライトンでは、マクアリスターやカイセド、エストゥピニャンなどが三笘へ何度もパスを供給してくれている。
新生日本代表では、特にレアル・ソシエダで出色の輝きを放っている久保建英が欠かせないだろう。
久保をトップ下に配置することで、より三笘に勝負させる回数を増やすことができるはずだ。
上田綺世「中で合わせる者」
三笘の大きな武器となるのが、縦へのドリブル突破からの中央への折り返しだ。
現在日本代表のCFでサイドからの折り返しから得点を量産できるのは、セルティックの古橋亨梧とセルクル・ブルージュの上田綺世の2人だろう。
特に相性が良いのはやはり上田だ。
大学時代から共にプレーする機会が多く、相性も非常に良い。
鎌田大地「逆サイドで合わせる者」
ブライトンが好調をキープしている要因の1つが、「ボランチが思い切って前線に何度も上がる動き」をする点だ。
守田英正もバイタルエリアに顔を出すことができるが、このポジションには鎌田大地を推したい。
鎌田はボランチの位置からも積極的にエリア内に駆けあがり、得点を奪うことができるからだ。
三笘からの折り返しが逆サイドに流れた際に、鎌田がこぼれ球を拾い得点するケースも増えるはずだ。
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