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ラ・リーガ上位争いが激化、レアル・ソシエダは難敵ベティスに勝利し上位陣に食らいつけるか

写真:オヤルサバル(ムツ・カワモリ/アフロ)
ジローナの快進撃というサプライズが起こっている今季のラ・リーガだが、優勝争いに匹敵するほど熾烈となっているのが来季のCL出場権を争う上位争いだ。

12月16日に行われたラ・リーガ第17節「アスレティック・ビルバオ対アトレティコ・マドリード」の一戦でビルバオが2-0でアトレティコに勝利したことにより、さらに上位争いは激化した。

本日行われる「レアル・ソシエダ対ベティス」の一戦でソシエダが勝利すれば、さらに4位争いは熾烈な状況となる。

お決まりの上位争いではない今季のラ・リーガ

ラ・リーガといえばレアル・マドリードとバルセロナ、そしてアトレティコ・マドリードの3強が優勝争いを繰り広げるリーグとして広く知られている。

実際にこの3強以外のクラブが優勝したシーズンは2003-2004シーズンのバレンシアとなり、実に20年間もこの3強時代が続いているのだ。

しかし、今季は例年とは少し違った雰囲気となっている。

16節が終了した時点で首位に立っているのはレアルでもバルサでもアトレティコでもなく、ジローナなのだ。

数年前まで2部リーグに所属していたジローナは、マンチェスターシティを筆頭に複数のクラブを保有するシティ・フットボール・クラブ(CFG)の一員となったことにより強さを増した。

16試合で38得点とラ・リーガで1位の得点力を見せつけており、今後も優勝争いの中心となる可能性は高い。

さすがにレアル、バルサ、アトレティコの上を走り続けるのは厳しいかもしれないが、4位以内フィニッシュは現実的な目標であるといえるだろう。

このジローナの存在はもちろん、バルセロナやアトレティコの躓きも上位争いの激化の要因となっている。

17節でアトレティコが負け、バルセロナも引き分けに終わったことにより、4位争いがより激化したのだ。

3位バルセロナが勝ち点35、4位アトレティコが勝ち点34、5位ビルバオが勝ち点32と大接戦であり、今節レアル・ソシエダが難敵ベティスに勝利すれば勝ち点が32となり、4位争いに加わることになる。

優勝争いはレアル・マドリードとジローナ、3位、4位争いを前述した4クラブが行っている形だ。

上位争いに加わるためにも絶対に負けられないソシエダ

10季ぶりのCLでグループステージ1位突破を決めたレアル・ソシエダだが、2季連続CLに出場するためにも絶対に4位争いに食らいつきたいところだ。

今節の相手は7位ベティスという難敵なだけに厳しい戦いが予想されるが、ホームで行われる試合であるため勝利が求められる。

前節久しぶりの得点を奪った久保やオヤルサバル、そして怪我から復帰する可能性が高いバレネチェアなどの攻撃陣に期待が懸かる。

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