キャンプ・アウトドアで至福のコーヒータイム!淹れ方と必要な道具を紹介

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キャンプ・アウトドアでコーヒーを楽しめる8つのいれ方

ハンドドリップを使用したり、エスプレッソを抽出したりと、コーヒーのいれ方はさまざまです。ここでは、アウトドアシーンと相性がいい、おすすめのコーヒーのいれ方を8種類紹介します。

キャンプシーンでメジャーな「ドリップ式」

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ドリップ式は、基本のコーヒーのいれ方。豆の粗さやお湯の温度、お湯の注ぎ方など、細かいテクニックで味わいを微調節できるのが特徴です。

フィルターを通すことでコーヒーの雑味を取り除けるので、より繊細な味わいを楽しめるのも魅力。キャンプ用に道具をそろえる必要はなく、普段使っているものでも代用できます。

手軽なのに本格派「コーヒープレス」

コーヒープレスは、ドリップコーヒーとよく似た味わいをより手軽に楽しめます。プレス機に粗挽きにしたコーヒー豆とお湯を注いで数分放置するだけなので、簡単に安定した味わいのコーヒーを作れるのが魅力。ドリップコーヒーのようにフィルターを通さないため、ダイレクトな味わいを感じられます。

安定した味を再現できる「直下式エスプレッソマシン」

苦味の強いガツンとくる味わいが特徴のコーヒー。イタリア語の「急行」が語源で、コーヒー豆に圧力をかけて一気に抽出するので、名付けられたと言われています。急速に抽出されていることで、余計な雑味が溶け出さず、コーヒー豆の旨味を凝縮した味わいが特徴です。

ブラックよりも、ミルクをたっぷり注いだカフェラテやカプチーノにして飲むのが好きな方にもおすすめ。蒸気でエスプレッソを抽出するため、少し時間がかかりますが、その分カフェで飲んでいるような本格的な味わいを楽しめます。

直火で煮出す「パーコレーター」

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コーヒープレスと直火式エスプレッソの中間のような味わいを楽しめるのがパーコレーターです。内蔵されたパイプに何度もお湯を循環させてコーヒーを抽出するため、加熱時間を変えることでコーヒーの濃さを調節できます。一度に数杯分をいれられるので、大人数に使いやすいでしょう。

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無骨キャンパーにおすすめ「フィールドコーヒー」

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古い歴史のある昔ながらのいれ方です。粗挽きの豆をそのまま入れて煮出す方法で、ドリップコーヒーが誕生する前にスウェーデンで屋外仕事をする人々が飲んでいたと言われています。野性味のある味わいが無骨キャンパーにぴったり。器具などが必要なく、ワイルドスタイルの方におすすめです。

抽出時間なしですぐに飲める「インスタントコーヒー」

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インスタントコーヒーは、コーヒー豆の抽出液を粉末状に仕上げたもの。お湯にサッと溶けるので待つ時間がいらないのが特徴です。

大きな容器に入っているものから一人用のスティックタイプまで種類もさまざま。味のバリエーションも多く、深煎りやラテ、ノンカフェインなど、好みの味が手軽に味わえます。アウトドアでカフェ気分を味わうのにもおすすめです。

暑い季節にもぴったり「コールドブリュー」

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冷水や常温水で抽出する水出しコーヒーです。一般的にはあまり知られていませんが、苦味が少なくスッキリとした味わいでコーヒーが苦手な方でも飲みやすいのが特徴。抽出時間が非常に長く、数時間経たないと飲めないものもありますが、ゆったり過ごしたいアウトドアには適しています。

水や冷水を使うので、暑い季節にもぴったり。夜作っておいて、朝に飲むコーヒーとしてもおすすめです。中には短時間で抽出できるものもあるので、待ち時間を減らしたい方はそちらを選んでみてください。

こだわりのコーヒーを持っていくのもあり

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「キャンプへは自宅で入れたコーヒーを持って行きたい」という方もいるはず。そんな方は水筒を持っていくのもおすすめ。水筒があれば家でいれたこだわりコーヒーをそのまま持っていくことが可能。

またコンビニやコーヒーショップによっては、持っている水筒やタンブラーにコーヒーをいれてくれるサービスもあります。キャンプへ行く前に立ち寄れば、大好きな味をアウトドアでも楽しめます。水筒は保温効果があるので、寒い季節でも長時間温かいままのコーヒーが飲めるのもいいですね。

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キャンプで使えるコーヒーアイテムの選び方

ここからはコーヒーをいれるのが楽しくなるような、キャンプに適したコーヒーアイテムの選び方を紹介します。さまざまな選び方がありますが、自分のコーヒーをいれるスタイルに応じてチェックしてみてください。

好みの味わいをチョイス

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キャンプでコーヒーを楽しむ上で、最も重要な要素のひとつが「味」です。フルーティーなブレンドやコクのあるダークローストなど、自分が好きな豆をチョイスするのがポイント。また同じ豆でも抽出方法を変えれば、香りや味の濃さなども変えられます。

他にも味の幅を広げたいなら、シナモンやバニラなど、さまざまなスパイスを使ったフレーバーインスタントコーヒーを試してみるのもおすすめです。

一度にどれだけいれたいかで大きさを決める

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コーヒーアイテムのサイズは、一度にいれたい量によって異なります。ソロキャンプやデュオキャンプなどで一度に1、2杯だけ抽出する場合は、ハンドドリップなどの小さめタイプがおすすめ。逆に大人数で飲む場合には、パーコレーターのように一度に数杯いれられるものを選ぶといいでしょう。

アウトドアシーンでは耐久性のあるものが使いやすい

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キャンプで使うコーヒーアイテムを探すときは、耐久性も重要です。熱や寒さ、湿気などで簡単に破損しないような、耐久性のあるアイテムを選ぶのがポイント。

ステンレスやホーローは傷みにくいので、アウトドアでの使用に適しています。中にはガラスタイプなどもありますが、落下やぶつけてしまって破損してしまう可能性もあるので、強度のあるものを選ぶようにしましょう。

コンパクト収納できればソロキャンも身軽

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一人キャンプをする予定なら、場所を取らないアイテムを探すことも大切です。折りたたみ式のコーヒードリップは、小さくて荷物のスペースをほぼ取らないのでおすすめ。中には厚さ1mmほどに収納できるものもあるので、コンパクトに持ち運びたい方は選択してみてもいいでしょう。

お気に入りのマグカップにもこだわる

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コーヒーを作るアイテムだけでなく、コーヒーをいれるマグカップも好みのものを選びましょう。お気に入りのマグカップを持っていれば、キャンプがさらに楽しくなります。好みのデザインを選ぶのはもちろん、アウトドアシーンで使うなら、軽量で荷物になりにくいマグカップを選ぶのもポイントです。

サイズは300ml前後がベター。子供用なら200mlを選ぶと持ちやすく、ちょうどいい量を入れられます。他にも素材により風合いや使い勝手が異なるので、総合的に判断して決めるがおすすめです。

手間を減らしたいなら直火タイプを選択

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パーコレーターやエスプレッソメーカーを使う予定なら、直火式のものを選ぶと手間が省けます。本体にコーヒー豆と水をセットすれば、コクたっぷりのコーヒーが完成

ポンピングや混ぜる作業が必要なく簡単です。また、シンプル構造でさっと丸洗いでき、故障などの心配もなくメンテナンスもしやすいでしょう。

アウトドア用ケトルも忘れずにチェック

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アウトドア用のケトルは軽量で持ち運びしやすいのが特徴。ドリップ式やコーヒープレスでは、アウトドア用のケトルが必須です。

家にある「やかん」でも代用できますが、大きくかさばるため、アウトドア用のケトルを用意した方がコンパクトに持ち運べます。また、注ぎ口に蓋がついているものなら、焚き火で使用しても灰などが入りにくいのでおすすめです。

セットになっていると便利

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自分にぴったりのアイテムをそろえるのは大変なもの。コーヒーをいれるアイテムが一式セットになっているものなら、そろえる手間がかかりません。キャンプ用に特別に設計されたケース付きのものは、アイテムがぴったり収まるようになっているので、忘れ物も減らせます。見た目もおしゃれで、スッキリと持ち運べておすすめです。


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