「世界水泳」池江璃花子が50メートル自由形で予選敗退、夜に行われる50mバタフライ決勝に懸ける
写真:池江璃花子(提供:YUTAKA/アフロスポーツ)
7月29日、世界水泳選手権7日目となったこの日、女子50メートル自由形予選が行われた。
前日に女子50メートルバタフライで決勝進出した池江璃花子が予選に挑んだが、結果は25秒27の9組7位となり、全体20位で準決勝進出を逃した。
池江は本日夜20時2分スタートの50メートルバタフライ決勝に挑む。
まさかの予選敗退に号泣した池江
大病の患った2019年から必死の治療とリハビリを行い、競技に戻ってきた池江は、「泳ぎの面では過去に引けをとらない」というほど状態を上げている。
まだスタートの強化という課題はあるものの、バタフライと自由形で決勝に行けるだけの実力がはある。
しかし、この50m自由形では実力を発揮できず、全体20位と結果が付いてこなかった。
池江はレース後、涙をこらえきれず大号泣し、スタッフに慰められるシーンもあった。
この涙は、福岡で行われている世界水泳に対して並々ならぬ強い気持ちがあったことの証明だと言えるだろう。
6年ぶりの世界水泳への参加は、「参加することに価値があるもの」ではなく、「決勝に進むべき大会」といった認識だ。
それゆえに、予選敗退という結果が情けなく感じてしまったのだろう。
「結果を出さなければいけないという気持ちが今まで以上に強い」と言った池江だが、まだ今夜の50メートルバタフライ決勝と30日に行われる女子4×100mメドレーリレーが残っている。
果たして池江は自身が納得できるような「結果」を残すことができるのか、その泳ぎに注目しよう。
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