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一時は3アンダーまで到達も… 古江彩佳は失速に「もったいない」

古江彩佳は後半苦しみ1アンダー。2日目に上位争いへ食い込めるか。(撮影:福田文平)

<ホンダLPGAタイランド 初日◇23日◇サイアムCC パタヤオールドC(タイ)◇6576ヤード・パー72>

開幕戦に続き今季2戦目を戦う古江彩佳は、初日のラウンドを3バーディ・2ボギーの「71」で回り、1アンダー・48位タイ発進。「初日としては、この熱い、慣れない中ではよかったと思うけど、前半は流れがよかっただけに崩れたのはもったいない」と、終盤のもたつきを悔やんだ。

1番からスタートし10番までに3バーディを奪取しリーダーボードを駆け上がったが、12番のボギーで勢いが止まってしまった。グリーン手前のフェアウェイからの2打目でパターを選択すると、これが1メートル弱オーバー。下りのパーパットを外してしまった。

「(2打目を)もうちょっと寄せられたら」と悔やむ一打。その後は「打ち切れないのが多かった。ラインは合っていたけど、スピードに合わせていければよかった」とパッティングに苦戦。わずかに届かないボールは幾度もカップ目前で切れて止まってしまう。

とはいえ、全体的な感触の悪さを感じているわけではない。「ショットは、(開幕戦の)フロリダの時よりは感覚もよくなっている感じはする」と距離感は合っている。あとはピンに絡める古江らしいショットがかみ合えば、バーディチャンスも自ずと増えてきそうだ。

この日は7アンダーの首位に5人が並び、伸ばしあいの様相を呈している。「しっかり暑さ対策をしながら、自分のゴルフ、攻めるゴルフが最後までできればいいなと思います」。予選カットのない大会。まだまだ挽回のチャンスは残っている。

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