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点の取れるボランチ鎌田大地と守田英正、新生日本代表のスタメンに相応しいのはどちらか

(Photo by DeFodi Images / Getty Images)
欧州各国で行われているリーグ戦において、これほど日本人選手が毎週活躍することがあっただろうか。

三笘薫に久保建英、堂安律、上田綺世、伊東純也、古橋亨梧、旗手怜央、板倉滉、冨安健洋など、数多くの日本人選手が現地のメディアにも取り上げられるほどの活躍を続けている。

そして、フランクフルトの鎌田大地とスポルティングの守田英正の2人も同様だ。

しかし、そんな2人は今後、新星日本代表でライバルとなる可能性もあるのだ。

新生日本代表ではボランチ起用の可能性もある鎌田大地

鎌田大地と言えば、今季これまで12得点4アシストを記録している日本人選手ナンバーワンの実績を残している選手だ。

しかもその数字の多くをボランチのポジションで成し遂げているのだから驚きだ。

しかし、カタールW杯ではトップ下としてプレーしたが、期待されたような結果を出すことができなかった。

サポーターからは、「今後はフランクフルトのようにボランチとして出場した方が良い」といった声も多く聞かれるようになった。

レアル・ソシエダで活躍する久保建英がトップ下として相応しいという意見が強まっている影響もあるのだろう。

点の取れるボランチに成長した守田英正

守田英正は、怪我の影響もありカタールW杯では若干悔しい思いをしたが、その抜群の運動量とテクニックで十分にベスト16進出に貢献したと言える。

体調が万全ならば、新生日本代表でも主力としてプレーすることになるはずだ。

元々は得点能力は高くない選手だったが、今季はポルトガルの強豪スポルティングでボランチとしてレギュラーを奪うと、得点の取れるボランチとして開花した。

過去5年間で4得点だった選手が、今季はシーズンの半分ですでに5得点しているのだ。

しかし、前述したように、今後日本代表で鎌田大地がボランチとして出場する可能性も十分にあり得る。

すなわち、カタールW杯ではトップ下とボランチの2つのポジションで主力だった2人が、「ライバル」となる可能性があるのだ。

ボランチを2枚配置することの多い日本代表では、点と取れるボランチを2枚置くことはない。

遠藤航の様な守備的なボランチが絶対に必要だからだ。

もしも鎌田が代表で今後ボランチとして出場するならば、「現時点」では守田を押しのけてスタメン出場する可能性が高いと言えるだろう。

3月に行われる新生日本代表の親善試合にどちらがスタメンとして名を連ねるのか、注目だ。

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