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「アイアン1セット分そろえたい!(笑)」 選手が“大よろこび”するミズノの取り組みって?

アイアン型トロフィーを手に笑顔の穴井詩(撮影:佐々木啓)

今季2勝と絶好調の穴井詩が、“アイアンヘッド”を持ってニコリ。いったいなんだ? 実はこれ、ミズノが主に今季から行っている取り組みで、同社製品を使用して優勝を勝ち取った契約外の選手に記念として贈っているトロフィーだった。

今回、穴井に渡されたのは、4月30日まで行われていた「パナソニックオープンレディース」優勝記念品。クラブ契約フリーの穴井が愛用しているアイアンは『ミズノ JPX 921ツアー』で、実際のヘッドを装飾したトロフィーには、優勝した大会名も刻印されている。穴井は4月2日まで行われていた「ヤマハレディースオープン葛城」も制しており、これが2本目となる。

最初にもらったものは家のリビングに飾っているという穴井の表情、そしてその声は晴れやか。同社ツアー担当者から渡されたトロフィーを、「1本目の横に置きますね」と大切そうに受け取る。そして一言「めちゃめちゃうれしいです!」。実際は2本とも7番アイアンのヘッドが使用されているが、「7、8、9番って並べたかったですね(笑)」と、“コレクター心”もくすぐられる。

契約選手は年末の同社イベントなどで別に表彰されるため、シーズン中、これを手にするのは契約外のミズノ使用選手となる。同社担当者は、この取り組みの意図について「ミズノのクラブを使用していただいたことへの感謝や、これからの応援も兼ねてお渡ししています」と説明する。トロフィー制作で大忙し…そんなうれしい悲鳴をあげることにも期待していることだろう。

穴井にミズノのアイアンの魅力について聞くと、「まず顔がいい! 操作性もよくて、期待に応えてくれるところ最高です!」と次々と言葉が出てくる。「気持ち的には、アイアン1セット分はそろえたいですね(笑)」。心強い相棒とともに、いったい今年リビングに何本のJPX 921ツアーを並べるのか?

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