レアル・ソシエダの久保建英、CL決勝トーナメント進出に向け負けられないベンフィカ戦に挑む!
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
10月24日(日本時間25日)、CLグループD第3節「ベンフィカ対レアル・ソシエダ」の一戦が行われる。
2節終了時点で1勝1分のソシエダはベンフィカに勝利すれば決勝トーナメント進出に向け大きく前進することになる。
ポルトガルの強豪相手に久保建英がどのようなプレーを見せてくれるかにも注目だ。
ベンフィカは敗戦なら決勝トーナメント進出が厳しくなる
現在勝ち点0のベンフィカはポルトガルの名門であり、決勝トーナメント進出の力は持ち合わせている。
直近2シーズンではCLの準々決勝に進出しているため、3シーズン連続となる決勝トーナメント進出のためソシエダ戦はかなり気合を入れて勝ち点3を奪いにくるはずだ。
もしもソシエダ戦に敗れると、決勝トーナメント進出の可能性はかなりゼロに近づき、ほぼ終戦となってしまうだろう。
CL初得点も期待される久保建英
ラ・リーガでは10試合で5得点2アシストとすでにリーグトップクラスの数字を残している久保だが、CLではまだ得点を記録できていない。
今季は完全にチームのエースとしてプレーしているため、ベンフィカ戦も厳しいマークが予想される。
しかし、今季のソシエダは左WGのバレネチェアが覚醒しており、CFとして起用されることが多くなったオヤルサバルも昨季より格段にコンディションが良くなったことでマークは久保だけに集中するわけではない。
右でも左でもチャンスが作れ、オヤルサバルを中心としたカウンターがあるのもソシエダの強みだといえるだろう。
さらに今季は久保と抜群に相性が良いアマリ・トラオレが右SBを務めてくれているのもポジティブな変化だ。
守備の負担を軽減してくれるだけでなく、攻撃時には素早く久保の足元にボールを付け内側にインナーラップするなど囮になることもいとわない。
多少マークがきついくらいであれば、久保は1試合に2~3回ビッグチャンスを作ってしまうはずだ。
久保が自らの得点でソシエダを勝利に導けば、勝ち点は7となり決勝トーナメント進出が現実的になってくる。
今節で2位のインテルと3位のザルツブルクが対戦するため、引き分けてくれる可能性もある。
例えばソシエダが勝利しインテルがザルツブルクに勝利すれば、ソシエダとインテルが勝ち点7で並び、3位ザルツブルクが勝ち点3、4位ベンフィカが勝ち点0となり、ソシエダとインテルが抜け出す形となる。
アウェー戦ではあるが、久保建英のCL初得点を期待しよう。
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