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【2023年振り返り】定番品人気が再燃!専門店に聞いた「今年よく売れたキャンプギア」とは

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定番のキャンプ道具を手に入れよう!

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キャンプ用品店では「定番品」が再燃です

まだまだ活況が続くキャンプ業界。

多くのキャンパーがお気に入りギアを探し求めていることには変わりありませんが、2023年に入ってからは「売れるギア=定番ギア」という構図に塗り変わりつつある。というような話もチラホラ。

コロナ禍によるキャンプ人口の増加が落ち着き「本当に自分に合うもの」を手に入れようとするキャンパーが増えていることも、定番品があらためて見直されている要因のひとつと想像できるかもしれません。

全国で約170店舗を展開する大型スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」でも、その傾向が顕著だったと言います。

そこで今回は、今年よく売れたキャンプギアの紹介とともに、それらが人気の理由や魅力を徹底解説。キャンプ用品の購入を検討しているキャンパーや、今よりもっと充実したキャンプライフを送りたい人は必見です!

みんなが使ってるギアが欲しいなら!

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質実剛健で人気の「コールマン」

アウトドアフィールドに出かけると、ほぼ間違いなく愛用者を見かけるのが「コールマン」のアイテム。

1900年ごろ、アメリカでのガソリン式ランプ販売をきっかけに事業を開始して以降、テントやチェア、クーラーボックスなど数多くの名作を手がけてきました。

そんなアウトドアブランドのパイオニアが展開するアイテムは、120年以上の歴史に裏打ちされたタフさと信頼性の高さが魅力。ビギナーでも使いやすいものからベテラン好みのツウなものまで、さまざまなニーズに応える豊富なラインナップで人気を博しています。

まずはコールマンの展開するファミリー向けテントシリーズ「タフシリーズ」より、「タフスクリーン2ルームハウスMDX」を紹介。

こちらは広々とした前室と、約幅300×奥行き250×高さ175cmの寝室を備えた2ルームテント。全体のサイズは約幅560×奥行き340×高さ215cmとかなり大きめ。4〜5人で使用しても窮屈に感じることはありません。

これだけ大きなテントだと設営が面倒だと感じるかもしれませんが、アシストクリップとスリーブの色分けによって簡単設営を実現。インナーテントも同様に色分けされているので、瞬時につるすべき場所がわかる仕様とされています。

風にも強いアルミフレームに加え、リビング側には虫除けスカートも付属。これらのような細やかな部分にも気が利いているのも人気が再燃した理由ではないでしょうか。

大判のメッシュも備える前室は、テーブルやチェアをレイアウトしても余裕ある広々空間を確保。地面から天井までの高さは約215cmあるので、テント内でかがむ必要がなく快適に過ごせます。

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ピクニックやデイキャンプなど、手軽なアウトドア遊びでも使われることの多いスクリーンシェード。こちらの「SIG+」は、それらの中でも特に頑丈かつ高い遮光性を備えることで、2023年も多くの人に選ばれました。

遮光性に優れる素材によって90%以上の光をブロックする「ダークルームテクノロジー」が、テント内の温度上昇を軽減してくれます。

また、4面ともにフルオープン・フルクローズ式なので、着替えの際にはフルクローズ、風を感じたい日にはフルオープンというように使いわけられるのもうれしいところ。天井部分のポールは頑丈かつ風に強いクロス設計なので、ビーチキャンプにもおすすめ!

本体サイズは幅210×奥行き180×高さ120cm。大人2人がごろんと横になれるので、さまざまなキャンプスタイルの主役になるはずです。

手軽に使いたい「シェード」の定番はこちら

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こちらは、2018年の発売以来アウトドアシーンのあちこちで目にする、リラックスチェアの大定番「インフィニティチェア」。雲の上に寝転んでいるような座り心地や、自宅使いしやすいデザインなども手伝って、2023年は多くのキャンパーが手にしたアイテムのひとつになりました。

素材にはポリエステルのメッシュ生地を採用。通気性がいいので濡れても乾きやすく、蒸れにくく快適な座り心地を維持してくれます。

さらに、自由自在に角度を調整できるのもポイント。両サイドの肘かけ下に備えられた器具で調整すれば、自分の好みの角度で固定できます。S字形状で腰に負担がかかりにくいのもうれしいところです。

設営と片付けはともに5秒ほどで完了。重量は約8.8kg・収束時のサイズは約幅15×奥行き69×高さ90cmとやや大きめですが、本体にはハンドルもついているので折りたためば持ち運びもスムーズ!

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高いコストパフォーマンスが武器の「ホールアース」

1991年に誕生したアウトドアブランドの「ホールアース」。キャンプギアを中心に、カジュアルに着られるアパレル製品などもキャンパーに支持されています。

その特徴は、良質な製品づくりとお手頃な価格帯。初めの一歩としてはもちろん、買い足しアイテムとしても、ビギナーをはじめ多くのキャンパーが愛用しています。

多様なテントを展開するホールアース製品の中でも、少人数向けキャンプの定番として愛されているのが「アーストリッパー 2.0」です。

収納時のサイズは約幅60×奥行き23×高さ23cmとコンパクトですが、設営すると広々とした前室に加えて約幅215×奥行き140×高さ120cmの寝室が完成します。

前室には自転車を入れられるほどのスペースが設けられており、ソロやデュオキャンプ時のギア類をまるっと収納することも可能です。その携行性の良さと展開時に広々と使えるサイズにも注目され、スーパースポーツゼビオでも特によく購入された品になりました。

夏は涼しく・冬は暖かく過ごせるオールシーズン設計で、季節を問わず快適なのも魅力。前室の左右側面の上部に設けられたベンチレーションが、テント内部に発生する結露を軽減してくれます。

各パーツには「カラーアシスト機能」を採用しており、ポールとフライシートのどの部分を合わせればいいのかも一目瞭然。これのおかげで、1人でも簡単に設営可能です。

本体ポールには、航空機材にも採用される7000番台のアルミ合金を採用。軽量かつ引っ張りや折り曲げに強いので、安心してキャンプ時間を楽しめるというわけです。これだけの性能を備えておきながら1万円台後半の価格というのも、2023年に多くの人から選ばれた理由だと考えられます。

前室&キャノピー付きの「定番テント」はこちら!

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数多あるアウトドアチェアの中でも、しっかりと体を包み込む「ラウンド型」はリラックスチェアの定番。そんなラウンド型の中でもこちらの「クラムチェア」は、快適な座り心地と5,000円以下というお手頃価格で2023年の人気商品となりました。

ポリエステル製の生地にはたっぷりの中綿が詰められているので、ふかふかの座り心地を実現。自然の中にいながら、自宅でソファに腰掛けているようなリラックス感を堪能できます。

左右の肘かけのおかげで、腕が楽ちんなのもうれしいところ。長時間座っていても疲れにくい一脚です。

ラウンド型の「定番チェア」はこちら!

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キャンプ飯の定番として愛されるホットサンドづくりのためのギアとして、「インフィニティクッカー」が利便性の高さで再注目されました。

こちらは2枚にセパレートしてそれぞれをフライパンとしても使える優れもの。フッ素加工が施されているので、焦げつきにくく、使用後の手入れも簡単なのが愛されている理由です。

約0.7kgのほどよい重さで安定感があり、ゴトクの上でもグラつくこともありません。IHコンロにも対応するマルチなキャラクターながら、価格は1,000円台と求めやすいのも魅力。料理の幅を広げてくれますよ。

やっぱりホットサンド!おすすめ「クッカー」はこちら!

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焼く、煮る、炊くなどあらゆる調理スタイルを手軽に楽しめるとあって、メスティンも2023年に再注目されました。

特にこちらの「カスケットクッカー 2.0 」は、ハンドルにラバー製のカバーがついているので調理直後でも素手で持てたり、シーズニング不要なので購入後に面倒な工程いらずで使えたり、本体の内側には炊飯に便利なメモリが記されていたりと、いくつもの気の利いた装備で人気を得ました。

上で紹介したクッカーと同じく、1,000円台で手に入れられるのもありがたいところです!

キャンプに欠かせない「定番メスティン」はこちら

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上で紹介したメスティンの色違い「カスケットクッカー」も、2023年はスーパースポーツゼビオでよく売れたとのこと。

なじみ深いシルバカラーが採用されているのも特徴のひとつ。定番品への回帰が進む中で、同カラーが多く選ばれたのは当然のことかもしれません。

失敗したくないなら「定番カラーのメスティン」を!

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熱狂的ファンもカムバック!「スノーピーク」

職人の街・新潟県三条市に本社を置く「スノーピーク」。「人生に、野遊びを」という企業理念の下、人の生きるすべての時間に、自然を感じる幸せを提供しています。

同ブランドはアウトドアギアのみならず、アパレル製品も人気。そんな根強い人気を誇るスノーピークの定番品でもある「焚き火台」「テント」「バーナー」を紹介します。

こちらは同ブランド定番の焚き火台と周辺アイテムがセットになった「焚火台Lスターターセット」です。

焚き火台の本体サイズは幅45.5×奥行き45.5×高さ31.5cmで、重量は5.5kg。無駄のない美しいデザインに加えて、メーカー公式が「修理の必要がない」と謳うほどのタフさが魅力で、両者を兼ね備えたこのセットがあらためて注目を集めました。

本体のほかに炭床やベースプレート、収納ケースが付属。購入すればすぐに焚き火を始められる手軽さも選ばれた理由ではないでしょうか。

幅56×奥行き64×高さ3.2cmの専用の収納ケースに全てが収まるのも助かるところ。かなり薄くまとめられるので、クルマの空いたスペースなどにも積み込みやすいはずです。

オプションパーツ付属の名作「焚き火台セット」はこちら!

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次はテントとタープがセットになった「ランドネスト M テントタープセット」をご紹介。

多彩なテントとタープを展開するスノーピーク製品の中でも、2023年特に注目されたのがこのセット。タープを含む本体サイズは幅280×奥行き450×高さ160cmで、有効面積が広く、区画サイトに収まるサイズ感でありながら窮屈さを感じさせません。

メインフレームが自立式の「逆Y字型」であったり、インナーテントが両端どちらにもつり下げ可能だったりと、設営時の手間が軽減されたのも選ばれた理由。フライシートのみで、小型シェルターとしても使用可能です。

定番品のセットで人気再燃「タープ&テント」はこちら!

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続いてスノーピーク製品で人気だったのは、用途に合わせて高さや天板の種類などがカスタマイズできるスノーピークのアインアングリルテーブルとあわせて使いたい「フラットバーナー」です。

バーナー部分がアイアングリルテーブルの天板に対してフラットに収まるので、テーブル上を有効に使えるのがメリット。もちろん、バーナー単体で使用することも可能です。

バーナーヘッドが外部に露出していない分、耐風性に優れているのもポイント。網と本体を分解できるのでお手入れも簡単!シンプルなルックスと使いやすさを両立させた名品として、2023年の人気アイテムにランクインしました。

やっぱり最強!使い勝手抜群の「バーナー」はこちら!

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アウトドアスパイスの絶対王者「ほりにし」

キャンパーの料理道具の中に必ず入っていると言っても過言ではないのが、アウトドアスパイスの「ほりにし」

アウトドアスパイス ほりにし(左)とほりにし ブラック(右)

和歌山県のアウトドアショップ「オレンジ」から発売された万能な調味料で、キャンプ飯の域を飛び越え家庭でも愛用するファンがいるほどの人気ぶり。

2019年の発売以来、瞬く間にアウトドアシーンで愛用者が急増していましたが、2023年の今年、あらためて手にする人が増えたようです。

定番「アウトドアスパイス ほりにし」は、日本人の舌に慣れ親しんだしょうゆパウダーをベースに、20種類以上のスパイスをブレンド。フランス料理にも使われる香味野菜のパウダーも使うことで、肉や魚など何にでも合う万能調味料に仕上げられています。

また、燻製岩塩とマッシュルームや椎茸のうまみ成分の追加で、ワイルドな燻製風味が味わえる「ほりにしブラック」も2023年にファンを増やしました。

何にかけたってウマい「アウトドアスパイス」はこちら!

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