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JGAナショナルチーム慰労会が都内で開催 卒業の杉浦悠太「海外にチャレンジしたい」

JGAナショナルチームの慰労会が都内で行われた(撮影:ALBA)

日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチーム慰労会が東京六本木で行われた。アマチュアの日本代表ともいえるナショナルチームの今年の輝かしい成績を振り返り、「ダンロップフェニックス」でツアー史上8人目のアマチュア優勝を果たした杉浦悠太(日大4年)や、今年のプロテストに合格した馬場咲希(代々木高3年)、「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ」で優勝を果たした荒木優奈(日章学園3年)らが想いを語った。

馬場はインドネシアで開催されている「シモーネ・アジアパシフィックカップ」に出場中。事前に撮影されたビデオメッセージで「ナショナルチームとして過ごした1年半ではたくさんの方と出会い、学びを得て成長できたと思います。私のゴルフ人生においてかけがえのない宝物になりました」と振り返り、「これからは、ナショナルチームで学んだことを基礎として、どんどん進化していけるように頑張ります」とプロでの飛躍を誓った。

女子の代表としてスピーチした荒木は「3月に行われたアデレードでの合宿」が印象深いという。「課題克服に取り組み、新しい発見や学びがあった。技術面以外でもグローバルシティズンについて知った。その国の文化に触れたり、自分本位に考えるのではなく、広い視野を持ち考えることは、海外で活動するうえで必要なことだと気づけた」と、ゴルフ以外でも多くの学びがあったという。

この1年間ナショナルチームのキャプテンとして活動した杉浦は、「中島啓太さんからキャプテンのバトンを受け継いでから、今日まで1年自分らしくやりきることができました。それはスタッフの皆さんの素晴らしいサポートやチームのみんながいたからです」と感謝を述べ、「周りにいい影響を与えられるよう、そしてゴルフ界を盛り上げられるよう、技術面はもちろん、人間としても成長していきます」と意気込んだ。

杉浦は来季の目標として「プロとして1勝すること」を真っ先に挙げたが、「早く海外に行けるように」と中島や蝉川泰果に続きたいと考えている。なお、杉浦は現在アジアンツアーの出場権をかけたQスクールに参戦中。「本当に来年どうなるかは分からない」としつつも、年明けの最終予選の結果によっては、「うまく日程を合わせながら」日本と海外両方で戦い、「なるべく海外にはチャレンジしたい」と海外への強い思いを明かした。

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