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大坂なおみ、3回戦敗退!勢いのある20歳アニシモワに屈し大会連覇の夢ついえる<SMASH>

大坂は全豪前哨戦優勝で勢いに乗る20歳アニシモワにフルセットの末に敗れた。(C)Getty Images
2022年シーズン最初のテニス四大大会となる全豪オープン(1月17日~30日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)では、大会5日目の現地21日にディフェンディングチャンピオンの大坂なおみ(世界14位)が登場。マーガレット・コート・アリーナで実施されたナイトマッチで、アマンダ・アニシモワ(アメリカ/同60位)に6−4、3−6、6−7(5)のフルセットの末に敗れた。

対戦相手のアニシモワは2019年に17歳でツアー初優勝を飾り、同年の全仏オープンではベスト4進出を果たした逸材。今回の全豪オープン前哨戦(メルボルン・サマーセット2)でキャリア2勝目をゲットすると、全豪本戦の2回戦では東京五輪金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(スイス/22位)を破るなど勢いのある20歳だ。

大坂のリターンで始まった第1セット。その最初のゲームで硬さの見られるアニシモワのサービスをブレークした大坂は、打ち合いでは相手を左右に走らせ、さらにはボールの高さにも変化を持たせアニシモワのリズムを狂わす。大坂はファーストサービスの確率を落としつつも、ポイント獲得率では80%台をキープして流れを譲らず。第1セットを6−4で押し切った。
迎えた第2セット。パワーとスピードで押し込もうとする大坂に対して、そのパワーを巧みに利用しながらポイントを詰めてくるアニシモワ。打ち合う中で徐々にプレーの質を上げてくる相手に、大坂は第4ゲームでこの日初めてブレークを許すると、そのまま逃げきられ3−6でセットを落とす。

互いにブレークポイントを握りながらも取り切れない展開が続くファイナルセット。大坂は苦しいながらも我慢のテニスでポイントを先行。だが5−4で迎えた第10ゲームで大坂は2度のマッチポイントを握るも取り切れず。試合は10ポイントのタイブレークへもつれ込むと、アニシモワのリードに追いつけず、5−10で敗れた。

4回戦に駒を進めたアニシモアは、現女王アシュリー・バーティー(オーストラリア/同1位)と対戦する。

構成●スマッシュ編集部

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