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【2022年11月最新】テニス世界ランキング男子を解説 19歳のアルカラスが1位 ナダル、ジョコビッチもTOP10キープ

テニスでは世界ランキングが非常に大きな指標となります。

もちろん、「全豪オープン」「全仏オープン」「全英オープン」「全米オープン」の四大大会(グランドスラム)は特別な大会で、1回でもこの大会で優勝すればとてつもなく名誉なことです。

たとえ、優勝ができなかったとしても、世界トップ30以内に入ることができれば、大きな企業がスポンサーに付き、収入が桁違いとなります。

そういった意味でも、テニスプレイヤーたちは世界ランキングを1つでも上げようと日々トレーニングに励んでいるのです。

この記事では、そんな「2022年最新のテニス男女別世界ランキング」について解説していきたいと思います。

テニス世界ランキングの内容

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テニスの世界ランキングでは、まず男女で分かれています。

男子は「ATP(Association of Tennis Professionals)ランキング」、女子は「WTA(Women’s Tennis Association)ランキング」と呼ばれています。
ランキングによって、参加できる大会に違いがあります。
当然のことながら、大きな大会ほど獲得できるポイントも大きくなります。
例えば男子では、ATP250、ATP500、ATP1000といったように大会ごとにポイントが決められていて、優勝することで獲得できるポイントが変わります。
ちなみに四大大会では、優勝者に2000ポイントが付与されます。
ベスト4でも720ポイントが付与されるので、優勝しなくても四大大会で好成績を収めれば他の大会で優勝するよりもランキングを挙げやすくなります。
賞金も四大大会レベルになると、3億円~4億円程度を手にすることができるのです。
ポイントの範囲は、「直近52週以内のポイント」が反映されます。
毎年年末に行われる「ATPワールドツアーファイナルズ」には、その年のランキングトップ8の選手が集まり王者の称号を賭けて戦います。

2022年最新の男子テニス世界ランキング

それでは、ここからは2022年最新の男子テニス世界ランキングを挙げていきましょう。
11月14日付けのランキングとなります。

順位(前週) 名前(国籍) ポイント(前週ポイント)
1.(1) カルロス・アルカラス(スペイン) 6,820(6,820)
2.(2) ラファエル・ナダル(スペイン) 5,820(5,820)
3.(3) ステファノス・チチパス(ギリシャ) 5,350(5,350)
4.(4) キャスパー・ルード(ノルウェー) 5,020(5,020)
5.(5) ダニール・メドベージェフ(ロシア) 4,065(4,065)
6.(6) フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ) 3,995(3,995)
7.(7) アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 3,530(3,530)
8.(8) ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 3,320(3,320)
9.(9) テイラー・フリッツ(アメリカ) 2,955(2,955)
10.(10) ホルガ・ルーネ(デンマーク) 2,911(2,911)

このランキングで注目すべきは1位のアルカラス選手でしょう。19歳のアルカラスは今季、9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でC・ルード(ノルウェー)との決勝戦に勝利し四大大会初タイトルを獲得しました。また、その優勝と同時に自身初となる世界ランク1位の座に登り詰めました。さらにアルカラスが世界1位を記録した年齢は史上最年少。若き王者の誕生は記録だらけの全米オープンとなりました。

アルカラスを追うように、2位以下にはナダル選手を筆頭に、この10年間のテニス業界を牽引してきた名プレーヤーがずらりと居並びます。

ちなみに日本人選手の最高位は、西岡良仁選手の36位。自己最高ランキングを維持しています。2015年に世界ランキング4位まで到達した錦織圭選手は、現在左股関節痛のため長期離脱中で、大きくランキングを下げています。

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