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稲見萌寧は氷風呂で疲労回復 調子は「どん底よりは上がってきている」【奥嶋コーチの五輪現地レポ】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

いつものようにバックスイングのチェックを行った稲見と奥嶋氏(撮影:福田文平)

東京五輪ゴルフ競技(女子) 事前情報◇3日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>

酷暑の霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われている東京五輪のゴルフ競技。先週、松山英樹はあと一歩のところでメダルを逃したが、そのショット力は世界でも屈指のレベルにあることを、改めて証明してみせた。そして今週は女子の出番。日本代表として畑岡奈紗と稲見萌寧、フィリピン代表として笹生優花が登場する。稲見のコーチとして今年の躍進を支え、今週はキャディとしてバッグを担ぐ奥嶋誠昭氏が、コースの中から東京五輪をレポートする。

稲見萌寧は爪の先まで五輪モード【写真】

稲見が今年に入って挙げた5勝のうち、奥嶋氏は4月の「フジサンケイレディスクラシック」と5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」でキャディを務めて、優勝をサポートしている。東京五輪でも心強い存在になりそうだ。

稲見は7月23日に東京五輪の開会式に出たあと、24、25日と奥嶋氏とともに会場の霞ヶ関カンツリー倶楽部で練習ラウンドを行っている。先週の「楽天スーパーレディース」の最終日が土曜日だったため、稲見は日曜日には会場入りして、きのうの月曜日は11時の公式会見の前に9ホールの練習ラウンドでコースをチェックした。先週の男子ではその松山でも10ヤードしか飛ばせないことがあった深いラフが選手たちを苦しめたが、「今週は短いです。半分くらいになっちゃった。グリーンは硬く速くなっている」と奥嶋氏はいう。

■バックスイングのチェックはいつものこと
そして、公式会見後は練習場でバックスイングのチェックを行っていた稲見と奥嶋氏。「バックスイングは五輪に限らずいつものことなんです。きょうもそんな一日でした」。具体的には何を確認しているのか。「体を上手く使ってバックスイングしようとしているんですけど、今まで手で上げていたから、そこが気持ち悪くてずっと引っかかっているんです」と奥嶋氏は話す。

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