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muracoの新作テントを徹底調査。圧倒的な耐久性のGUSTAVとRAPIDE X1の実力とは?

RAPIDE X1(ラピードエックスワン)

RAPIDE X2安定感のあるフレームワークを誇るmuraco初の山岳向けテント。韓国の老舗テントフレームメーカー、ユナン社とmuracoを運営するシンワが共同開発したセンターハブを採用。さらに天井部でクロスさせる2本のポールに加え、梁のように横に通すリッジポールを採用。天井部でポールをトライアングルに組むことで、安定性と居住性も確保しました。

村上さんが自宅の庭で計120泊。毎日設営と撤収をした中で、徹底的に使いやすさ、削ることのできない機能を追求。出入り口のフラップには、巻き込みをふせぐ芯材を導入するなど、細部のこだわりも徹底しており、「悪天時のストレスがなくなるだけでなく、最近の軽量テントでありがちな生地の破れなどのトラブルを減らします」。

muracoのRapide▲空間を確保するために採用されたリッジポール

muracoのRapide▲省くことのできないガイロープの接続部分

近年はUL(ウルトラライト)志向が高まっていますが、軽さを追い求めるあまり、安全性や耐久性が軽視されたテントが目立つようになったのも事実。村上さんは「RAPIDE X1は1Pで1.35kg。登山に持っていくには十分な軽量性を実現しながらも、フライシートとガイロープの接続部分など、耐久性に不可欠な部分は削らずに安全性を確保しています」と話し、非常時にも人を守るテント本来の役割を強調していました。

muracoの新作テント▲グローブをしたままでも扱いやすい設計

【基本情報】
商品名:RAPIDE X1 1P/2P
使用サイズ:220cm×190cm×110cm
収納サイズ:73cm×34cm×22cm
重さ:1.35kg/1.44kg
価格:43,000円(税抜)/48,000円(同)
購入はこちら:muraco

muracoの注目商品も勢ぞろい

muracoの新作GUSTAVとRAPIDE X1のほかにも、定番テントや新作の難燃タープなどが展示され、来場者から注目を受けていました。

muracoのテント▲大きなキャノピーが快適な「ZIZ tent / shelter」

muracoのBLACKBEAK 4P▲大きな前室を備えた「BLACKBEAK4P」

NIMBUS 2P▲ソロ、ツーリングキャンプに最適な2人用テントの「NIMBUS 2P」

muracoの難燃タープ▲ソロ向けの難燃タープ「HEXA ULTRA SPARK」

muracoの焚き火台▲高い携帯性と重量のある薪に対応できる焚き火台「SATELLITE」と、ミニマルなデザインの鉄板「GRILL TABLET」

テントへの徹底的なこだわり

「旅行者が密を避ける中で、キャンプと車中泊の市場が伸びる可能性が非常に高いと考えています。ただ圧倒的にキャンプ場が不足する中で、地面の部分も手掛けていければと思っています」という村上さん。アウトドア業界に新風を吹き込むmuracoの展開から目が離せません。

各アイテムの詳細はこちら:muraco公式サイト

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